<マ-ケット日報> 2026年9月4日
4日の市場は日経平均が5日ぶりに反発。終値は前日比806円高の6万5020円だった。前日の米国株の上昇や長期金利の上げ一服が材料となってじわりと買いが先行した。特に米国に倣ってAI・半導体関連株の上げが指数をけん引し日経平均は一時1000円近い上げ幅に。半面、急激な円高進行(一時1ドル=155円台)により輸出企業が敬遠され、特に自動車株の下げがトピックスの足を引っ張たようである。最近堅調だったトピックスはごくわずかな上昇に留まった。
昨日の米国市場は早期利上げ観測の後退でダウ平均は大幅続伸した。この日はあるFRB理事が「一部でインフレ鈍化の兆し」と発言したことが材料となり長期金利が低下。少し前にFRB議長が利上げに前向きな姿勢を示していただけに鵜呑みにする向きは多くはなかったが、理事の間で利上げ一辺倒でない雰囲気が伝わっただけでも多少の安心材料となったようだ。IT関連企業の好決算もあってハイテク株の多いナスダック指数も上昇。ダウ平均を上回る上昇率となっている。
さて、東京市場は米国株など外部環境の変化に助けられて日経平均がようやくの反発へ。最近は米国やアジアの相場に比して弱めの推移となっていただけにここでの反発は少し安心感を得られるものとなった。25日線や75日線を超えるにはまだ1000円以上の戻りを必要とするため現状は日柄整理の範疇ということになるだろう。AI・半導体関連の主役株のチャートも下値堅め完了の形となっている。
8月第4週 前週 前々週
「個 人」
現 金 ▲2853 2091 ▲6122
信 用 1697 4885 ▲435
「海外投資家」 ▲1319 ▲4378 2134 「法 人」 生・損保 ▲130 ▲251 ▲305
都・地銀 ▲3 ▲389 ▲93
信託銀行 ▲1915 ▲5082 ▲823
投 信 ▲545 ▲639 255
事業法人 2124 1777 2578
「自 己」 3166 1474 4654
* 単位 億円 ▲は売り越し
8月第4週の日経平均は2週ぶりに小反発した。前週の大きな下げの割に戻りは鈍くAI・半導体関連株に資金があまり戻って来ていない様子がうかがえる。一方、上場全銘柄で算出する指数トピックスはしっかりしておりバリュー人気は健在だ。この週は外国人が日本株を2週連続で売り越している。(ストック・データバンク 編集部)