<マ-ケット日報> 2026年9月7日
週明けの市場は日経平均が大幅続伸。終値は前週末比1378円高の6万6399円で4日ぶりに6万6000円の大平を回復した。前週末の米国株は全体的に下げたものの、米半導体株を代表する指数SOXが上昇した流れに乗って買いが先行した。中頃には韓国総合株価指数の上昇にも引っ張られて1600円を超える上げ幅まで示現。しかし、買い戻しが主で実需があまり伴っておらず後半相場は動きが止まってしまった。なかなか海外の株高の波に乗り切れない状態が続いている。
前週末の米国市場は良好な雇用指標がかえって利上げ観測を呼んでしまいダウ平均は3日ぶりに反落した。この日発表した8月の雇用統計は事前予想を上回る雇用者増となり改めて労働市場の強さを印象づけた。雇用コストの上昇が連想されインフレ圧力を意識。長期金利もじわりと上昇した。一方、金利に弱いハイテク株が大きく売られるかと思われたが根強い半導体需要に支えられて下げは限定的。下落率はダウ平均の半分程度におさまっている。
さて、東京市場は海外の半導体株高に後押しされて日経平均が久々に全体をけん引。25日移動平均線(6万6149円)を超えてきた。一方、中期的トレンドを表す75日移動平均線(6万6798円)には届かずリバウンドの域は出ていない。下値は固まってきているがまだ本格的な上昇相場へ向かうには日柄的な整理が必要のようだ。日銀の追加利上げなど織り込み切りたい材料も残っている。(ストック・データバンク 編集部)