概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

11日の株式相場見通し=大幅反落、原油高・米金利上昇でリスク回避ムード優勢

市況
2026年9月11日 8時00分

11日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅反落となる見通し。想定レンジは6万3000円~6万4000円。

10日の欧米市場を振り返ると、欧州中央銀行(ECB)が市場の大方の予想どおり政策金利を0.25%引き上げた。ラガルド総裁は今後のインフレ上振れリスクを指摘。これを受けて追加利上げ観測が高まり、欧州の主要株価指数を押し下げた。米国では8月卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなり、インフレ懸念が強まった。財務省が実施した国債のバイバック(買い入れ消却)では、100億ドル超の応札額に対し買い入れ額は上限の60億ドルに届かなかった。これらを背景に米長期金利は上昇し5%に接近した。更に中東情勢が緊迫化するなかで、米原油先物相場は急上昇。WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は一時1バレル=104ドル台に乗せた。インフレ懸念を背景に、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が強まり、10日の米国の株価指数を押し下げる要因となっている。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物12月限は6万3870円と大幅安となった。

朝方の東京市場で日経平均は先物の水準が意識され、反落スタートを余儀なくされそうだ。10日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%近く下落した半面、オラクル<ORCL>が引け後に市場予想を上回る決算を発表し、時間外取引で株価は大幅高となった。データセンター関連株には強材料があり、金利高と原油相場の急上昇を受けたリスク回避ムードを和らげる方向となるか注視される。なお、11日はメジャーSQ(特別清算指数)算出日にあたる。市場が推計するSQ値を取引時間中の日経平均が下回って推移した場合、投資家の慎重姿勢が一段と強まる恐れがある。

10日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比316ドル56セント安の5万2064ドル10セントと4日続落。ナスダック総合株価指数は同171.62ポイント安の2万6081.72だった。

日程面では国内では寄り前に7~9月期の法人企業景気予測調査と8月国内物価指数が公表されるほか、午後3時に8月投信概況の発表が控えている。また、KOMPEITO<618A>が東証グロース市場に新規上場する。米同時多発テロから25年の節目となるこの日は、米国で8月消費者物価指数が公表されるほか、米9月ミシガン大学消費者信頼感指数も発表される。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集