1日の株式相場見通し=しっかりの展開か、欧米株軟調もマイクロン好決算は支え
1日の東京株式市場で日経平均株価はしっかりの展開か。前日の欧州株市場ではドイツのDAXやフランスのCAC40、英国のFTSE100がそろってマイナス圏で着地した。続く米国株市場でもNYダウやS&P500指数が下落。ナスダック総合株価指数は小幅に上昇したものの、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は横ばいにとどまった。米長期金利の上昇が重荷となった。10年物国債の利回りは一時5.3%台と約19年ぶりの高値水準まで浮上した。この日発表された9月のADP雇用者数は9万人増と前回(改定値3万6000人)から伸びが加速した。8月のPCE価格指数は前年同月比3.4%上昇と前月と同水準となった一方、4~6月期GDP確定値は前期比年率で2.2%増と市場予想(1.5%増)を上回った。イラン情勢に伴う原油価格の高止まりも重なりインフレ圧力が根強く意識された。取引終了後に発表された注目のマイクロン・テクノロジー<MU>の決算は市場の事前の見立て通り好調だった。6~8月期は売上高、純利益とも急拡大。9~11月期の売上高見通しについても市場予想を上回った。ただ、時間外取引で同社株は乱高下している。きょうの東京市場は引き続き堅調に推移することが予想される。前日の冴えない欧米株価はマイナス材料ながら、マイクロンの好決算は相場の支えとなるだろう。もっとも、好悪材料が入り交じるなかポジションを一方向に傾ける動きは限られそうだ。
9月30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比443ドル87セント安の5万0906ドル05セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は同63.52ポイント高の2万6861.06だった。
日程面では、きょうは日銀短観、日銀金融政策決定会合の主な意見(9月17日~18日開催分)が注目される。このほか、週間の対外及び対内証券売買契約等の状況、9月の新車販売・軽自動車販売など。海外では中国・香港市場が休場。米国で9月製造業PMI・確報値、9月ISM製造業景気指数、8月建設支出に加え、ナイキ<NKE>の決算発表が予定される。