ウルフスピードが上昇 米国防総省が最大15億ドルの条件付き融資枠を提供=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間22:43)
ウルフスピード<WOLF> 34.15(+2.78 +8.85%)
ウルフスピード<WOLF>が上昇。同社は昨年、米連邦破産法11条の適用を申請したが、米国防総省が最大15億ドルの条件付き融資枠を提供することをコミットした。同社が国家安全保障上重要と位置付ける材料の開発を支援する狙いがある。
同社の発表資料によると、米政府は期間30年、最大15億ドルの優先担保付き融資枠を条件付きで約束するコミットメントレターを同社に送付した。条件は今後の交渉で決まる。同社は融資と引き換えに、自社株を国防総省が段階的に最大7.5%取得できる新株予約権(ワラント)を発行する。
同社は、SiC(炭化ケイ素)ウエハーを生産する主要工場で生産に支障が生じ、2025年に破産法適用を申請した。バイデン前政権時代には、国内半導体業界支援法(CHIPS法)に基づき7億5000万ドルの助成を獲得していた。ただ、トランプ大統領は就任後、同制度を厳しく批判。トランプ政権は多くの助成案件の見直しを進めている。そのような中、同社が破産法申請までに受け取った助成金は一部に留まっていた。
【企業概要】
電力用途向けの炭化ケイ素材料・デバイスに特化し、広帯域ギャップ半導体を開発・製造・販売する。パワーデバイス、炭化ケイ素、窒化ガリウム材料などを含む材料製品およびパワーデバイスは、電気自動車、急速充電、再生可能エネルギーとその貯蔵、軍事通信・レーダー・衛星などの様々な用途に使用される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース