ダウ先物は上昇もナスダック100は大幅安 AI関連企業の投資が過剰との懸念が再び広まる=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:47)(日本時間21:47)
ダウ先物 52057(+199.00 +0.38%)
S&P500 7748.00(-22.25 -0.29%)
ナスダック100先物 29835.75(-347.00 -1.15%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物は上昇しているものの、S&P500のほか、ナスダック100は大幅安となっている。AI関連企業の投資が過剰になっているのではとの懸念が再び広まる中、IT・ハイテク株への売りが続いている。
先ほど発表の9月の米生産者物価指数(PPI)は予想を上回り、前日の米消費者物価指数(CPI)と同様にFRBの利上げ観測を裏付ける内容となったものの、米株式市場の反応は限定的となっている。前日のCPIを受けた展開を見て、素直には反応していないようだ。
エコノミストは「インフレはガソリン価格上昇によって加速している。インフレ圧力がどこから生じているかは極めて明白だが、物価上昇圧力が和らぐには2つの戦争が終結する必要がある」と述べている。また「FRBは新型コロナウイルス禍のインフレを一時的なものと判断する過ちを犯したが、今度はエネルギー供給ショックについて、逆方向の同じ過ちを犯そうとしているようにも見える」と指摘している。
一方、IT・ハイテク株の下げについては、AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>のニュースも影響している。AIインフラの構築に向けた借り入れが過大になっているとの懸念から社債の利回りが急上昇した。利回りは一時15%まで上昇。関連する大手のAI関連企業も多い。
また、AI関連企業を巡る懸念をさらに強めたのが、アンソロピックの売上高に関する報道。同社の7-9月期の売上高は168億ドルに増加したと伝わった。ただ一部からは、半導体関連株の大幅な上昇を正当化するには、同社の売上高の伸びは不十分な可能性があるとの懸念が出ている。本日も半導体関連株が下げをリード。
AIクラウド企業のコアウィーブ<CRWV>が時間外で4日続落。同社の社債が、財務悪化への懸念を映す「ディストレス債」の水準まで急落したことが、本日も引き続き嫌気されている。
量子コンピューティングのクォンティニューム<QNT>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引
宇宙開発のロケット・ラボ<RKLB>が時間外で大幅安。新型の大型ロケット「ニュートロン」の初打ち上げを再び延期し、2027年に先送りすると発表したことが嫌気されている。
(NY時間08:57)(日本時間21:57)時間外
コアウィーブ<CRWV> 62.14(-3.64 -5.53%)
クォンティニューム<QNT> 34.50(+1.47 +4.45%)
ロケット・ラボ<<RKLB> 52.49(-6.69 -11.31%)
アップル<AAPL> 345.43(+2.47 +0.72%)
マイクロソフト<MSFT> 531.48(-2.21 -0.41%)
アマゾン<AMZN> 250.50(-3.58 -1.41%)
アルファベットC<GOOG> 340.87(-2.78 -0.81%)
アルファベットA<GOOGL> 344.90(-2.74 -0.79%)
テスラ<TSLA> 361.47(-5.69 -1.55%)
スペースX<SPCX> 148.09(-4.07 -2.67%)
メタ<META> 728.15(-9.39 -1.27%)
エヌビディア<NVDA> 216.89(-4.41 -1.99%)
AMD<AMD> 547.60(-23.22 -4.07%)
イーライリリー<LLY> 1230.00(+21.26 +1.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース