ウニクレディト、コメルツ銀の経営権取得でECBの承認獲得
イタリア大手銀のウニクレディトは、ドイツ大手銀のコメルツ銀行の経営権取得について、ECBから承認を獲得した。今回の承認により、ウニクレディトはコメルツ銀への出資比率を30%超に引き上げることが可能となり、上限なく持ち株比率を拡大できる。
買収提案の完了に必要な残りの規制当局による審査や条件の充足については、年末までに完了する見通しとなっている。
ウニクレディトは2024年9月にコメルツ銀への出資を開始し、その後も持ち株比率を拡大してきた。2026年には買収提案を本格化させ、同行の経営権取得を目指している。
ただ、コメルツ銀行の経営陣やドイツ政府は、国内の中小企業金融や雇用への影響を懸念し、買収に反発してきた。今回のECB承認は経営権取得に向けた重要な前進となるが、買収完了にはなお残る規制手続きなどをクリアする必要がある。
株探ニュース