アルコア、決算受け時間外で上昇 アルミの生産量増加と価格上昇で好調な内容=米国株個別
(NY時間16:51)(日本時間05:51)時間外
アルコア<AA> 41.02(+0.60 +1.48%)
アルミのアルコア<AA>が時間外で上昇。引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益、EBITDAは予想を上回った。EBITDAは前年から約3倍に拡大。アルミの生産量増加と価格上昇を背景に好調な内容となった。ガイダンスも公表し、通期の出荷量や生産量は従来の見通しを据え置いた。
アルミニウム業界では、トランプ大統領が国内生産の再建を推進する中、供給を巡る懸念が再び強まっている。中東のアルミニウム製錬所での操業混乱が世界的な供給ひっ迫に繋がっているほか、ロンドン金属取引所(LME)のアルミニウム価格は1トン当たり2900ドルを上回る水準で推移している。
米国では、供給ひっ迫や輸入関税を反映し、現物アルミニウムのプレミアム(指標価格に対する上乗せ価格)も高水準となっている。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.82ドル(予想:1.49ドル)
・売上高:37.0億ドル 24%増(予想:37.6億ドル)
・EBITDA(調整後):7.89億ドル(予想:7.38億ドル)
・アルミニウム生産量:64万9000トン(予想:64万1102トン)
・アルミニウム出荷量:69万3000トン(予想:68万4502トン)
・アルミニウムの外部顧客向け平均販売価格:1トン当たり4527ドル(予想:4507ドル)
・アルミナ生産量:247万トン(予想:247万トン)
・アルミナの外部顧客向け出荷量:165万トン(予想:177万トン)
・アルミナの外部顧客向け平均販売価格:1トン当たり353ドル(予想:340.55ドル)
・ボーキサイト生産量:930万ドライトン(予想:883万ドライトン)
・ボーキサイトの外部顧客向け出荷量:150万ドライトン(予想:162万ドライトン)
(通期見通し)
・アルミニウム出荷量:260万~280万トンに据え置き
・アルミニウム生産量:240万~260万トンに据え置き(予想:251万トン)
・アルミナ出荷量:1150万~1160万トンに据え置き
・アルミナ生産量:950万~960万トンに据え置き(予想:953万トン)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース