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16日の株式相場見通し=自律反発へ、米半導体株下げ渋り買い戻し優勢に

市況
2026年10月16日 8時00分

16日の東京株式市場で日経平均株価は反発する公算が大きい。想定レンジは6万5000~6万6000円。

日経平均は前日、下げ幅が3318円34銭と歴代3位の大きさとなった。その発端となったのがデータセンター運営のコアウィーブ<CRWV>の社債価格と株価の急落だったが、15日のコアウィーブの株価は6%近く上昇して取引を終了した。エヌビディア<NVDA>のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が出資先のコアウィーブの状況に関して記者団に対し、財務力は日々改善しているとし、楽観的な姿勢を示したことが支援材料となったようだ。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.88%安で終えたが、朝安後は下げ渋る動きとなっている。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物12月限は6万5520円と水準を切り上げて終えており、16日朝方の東京市場で日経平均は上昇スタートとなる見通しだ。

自律反発的な動きが一服した後は、6万5000円台で一進一退の展開となると想定される。AI関連企業の過剰投資問題を巡るマーケットの警戒感が完全に払しょくされたとは言い難い状況にあるなか、米AI開発企業のアンソロピックに関して、IPO(新規株式公開)への参加を検討している一部投資家が最新の財務開示を受けて企業価値評価の引き下げを検討しているとの報道があり、AI・半導体関連株の上値を圧迫する要因となりそうだ。前日に続き、内需・ディフェンシブ関連株に対する選好姿勢が相対的に強い地合いとなるとみられている。なお、16日は米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長が国際通貨基金(IMF)の年次総会で講演を行う。講演開始は日本時間午後0時半ごろとされており市場の注目度は高く、一定のボラティリティを提供する可能性がある。

15日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比556ドル21セント高の5万2177ドル69セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同20.15ポイント高の2万6713.02だった。

日程面では国内では引け後に日銀の植田和男総裁が全国信用組合大会であいさつを行う予定。海外ではユーロ圏9月消費者物価指数の確報値が公表されるほか、米国では9月の輸出入物価指数、9月鉱工業生産などの発表を控える。タイ市場は休場。

出所:MINKABU PRESS

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