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ヘッジファンド、IT・ハイテク株を過去10年で最速ペースで削減

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2026年10月20日 2時46分

米大手証券のプライムブローカレッジ部門によると、ヘッジファンドはIT・ハイテク株の保有ポジションを少なくとも過去10年間で最も速いペースで削減したことが明らかとなった。10月15日までの5営業日に、ヘッジファンドがIT・ハイテク株のポジションを削減した割合は、2016年まで遡る米大手証券のデータで最大となった。同時に、売買総額も約3カ月ぶりの速いペースで減少したという。売却は、世界的なハイテク株の急落局面で進んだ。

先週は世界的にAI関連株の買い持ちポジションを解消する動きが広がり、ナスダック100は週間で5.5%下落。2025年4月以来の大幅な下げとなった。また、当該データが対象とする5営業日では、MSCI世界株指数の構成セクターのうち、IT・ハイテク株が最も低調なパフォーマンスとなった。

米大手証券のデータによると、世界株式全体では過去1年間の資金フローを基準に2標準偏差に相当する規模の売り越しとなった。

その中でも情報技術セクターの売りが突出しており、買い持ちと売り持ちの両方のポジションを圧縮する動き(デ・グロッシング)は過去2カ月で最大となった。特に半導体関連株では、金額ベースで最も大きな売り圧力がかかった。ただ、ヘッジファンドは依然として同セクターに大きなポジションを維持している。

レポートによると、同大手証券の世界全体のプライムブローカレッジ取引口座におけるIT・ハイテク株の純配分比率は23.5%で、過去5年間の分布では90パーセンタイルの高水準にある。

一方、ヘッジファンドの投資姿勢は慎重になっている。買い持ちポジションが売り持ちポジションをどの程度上回っているかを示すネット・レバレッジは48.6%に低下し、過去1年間で最低の水準となった。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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