スチール・ダイナミクス、決算受け下落 1株利益とEBITDAが予想下回る=米国株個別
(NY時間09:40)(日本時間22:40)
スチール・ダイナミクス<STLD> 238.15(-7.02 -2.86%)
鉄鋼のスチール・ダイナミクス<STLD>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益とEBITDAは予想を下回った。一定期間、操業速度を引き上げた際に品質面の問題による歩留まりの悪化が拡大し、出荷量が予想を下回ったとしている。
ただ、同社は声明で第4四半期から27年にかけてアルミニウムの出荷量と収益性が改善すると予想。操業開始に伴うコストの減少や設備稼働率、歩留まりの改善、スクラップ使用比率の上昇が収益性の改善に寄与する見通しだとしている。主要な最終需要分野におけるアルミニウム圧延製品の基調的な需要は引き続き堅調で、今後も拡大が見込まれるとも述べた。
ミレットCEOは27年以降の米国内の鉄鋼・アルミニウム産業について楽観的な見方を示している。インフラ、製造業、エネルギー、データセンターへの継続的な投資に加え、経済活動全般の改善が鉄鋼・アルミニウムの消費を押し上げると予想している。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益:5.26ドル(予想:5.41ドル)
・売上高:65.1億ドル(予想:64.1億ドル)
鉄鋼:43.5億ドル(予想:43.6億ドル)
金属リサイクル:6.15億ドル(予想:5.53億ドル)
鉄鋼加工:4.66億ドル(予想:4.19億ドル)
その他:6.02億ドル(予想:4.06億ドル)
・EBITDA(調整後):11.9億ドル(予想:12.3億ドル)
・鉄鋼加工製品出荷量:19万151トン(予想:16万6867トン)
・非鉄金属出荷量:2億170万ポンド
・営業キャッシュフロー:8.46億ドル(予想:10.2億ドル)
【企業概要】
米国・メキシコにおいて、鉄鋼生産・金属リサイクル事業に携わる。循環型製造モデルを採用し、リサイクルスクラップを主な原料として、低炭素排出で高品質な製品を生産するほか、アルミニウム事業への投資も進め、自動車・産業セクターに加え、飲料缶業界向けに、リサイクル率の高いアルミニウム板圧延製品供給に取り組む。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース