CSX、決算受け上昇 トラック輸送の価格上昇からの恩恵=米国株個別
(NY時間10:05)(日本時間23:05)
CSX<CSX> 51.66(+3.26 +6.73%)
鉄道貨物輸送のCSX<CSX>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。トラック輸送の価格上昇を背景に、荷主が全区間をトラックで輸送する方式から、鉄道とトラックを組み合わせた複合一貫輸送(インターモーダル輸送)へ切り替える動きが進んだとこから恩恵を受けた。
アナリストは「今回の鉄道業界の決算シーズンは、同社の好決算で力強いスタートを切った。輸送量の増加を生かし、営業利益は予想を堅調に上回った」と評価。
また「輸送関連株はここ数カ月、売り圧力にさらされてきたものの、貨物輸送市場のファンダメンタルズは総じて改善傾向にある。同社のような堅調な決算に対して、株価が好反応を示す可能性がある」と指摘した。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益:0.57ドル(予想:0.53ドル)
・売上高:40.2億ドル 12%増(予想:39.6億ドル)
一般貨物:24.5億ドル 11%増(予想:24.3億ドル)
化学品:7.90億ドル 13%増(予想:7.50億ドル)
農産物・食品:4.30億ドル 13%増(予想:4.36億ドル)
自動車関連:3.25億ドル 6.2%増(予想:3.22億ドル)
鉱物:2.46億ドル 8.8%増(予想:2.45億ドル)
林産物:2.77億ドル 12%増(予想:2.74億ドル)
金属・設備:2.67億ドル 19%増(予想:2.56億ドル)
肥料:1.18億ドル 6.3%減(予想:1.37億ドル)
複合一貫輸送:6.34億ドル 20%増(予想:6.52億ドル)
石炭:5.37億ドル 9.6%増(予想:5.28億ドル)
トラック輸送部門:2.27億ドル 9.7%増(予想:2.25億ドル)
・営業利益:15.7億ドル(予想:14.8億ドル)
・営業利益率:39.1%(予想:37.4%)
・燃料費:4.51億ドル(予想:4.50億ドル)
・総貨車輸送台数:169万台(予想:169万台)
・複合一貫輸送取扱数量:82万ユニット(予想:81万9832ユニット)
【企業概要】
米国・カナダで、鉄道網を通じて、鉄道・貨物輸送事業を手掛ける。従来の鉄道サービス、一貫輸送コンテナとトレーラーの輸送を含む鉄道ベースの貨物輸送サービスに加え、鉄道からトラックへの輸送や大量商品の輸送などのその他の輸送サービスを手掛け、広大で相互接続された交通ネットワークへのアクセスを顧客に提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース