話題株ピックアップ【夕刊】(1):データセク、MTG、メルカリ
■データセクション <3905> 1,530円 +300 円 (+24.4%) ストップ高 本日終値
データセクション<3905>がストップ高。午後0時15分ごろ、AIインフラ及びGPUコンピュートサービスの提供を開始したと発表しており、材料視された。9月18日に発表した大口契約の締結に基づくもので、米国に本社を置く世界有数のAIインフラプラットフォーム提供企業に対し、GPUクラスター及び関連するAIコンピュートサービスを提供する。10月から実運用を開始し、契約に基づくサービス提供を着実に進めるとしている。
■MTG <7806> 8,620円 +700 円 (+8.8%) 本日終値
MTG<7806>は切り返し急。25日移動平均線を一気に上抜けた。同社はグロース上場銘柄で、このほど新基準のTOPIXの構成銘柄への採用が決まった。成長期待株として人気が高く、業績に関しては美容ブランドの「ReFa」のほか、「SIXPAD」などの売り上げが好調で、8月に26年9月期の業績予想を引き上げている。株価は10月8日に上場来高値9500円を形成後に頭打ちとなり、直近で75日移動平均線を割り込んでいた。そうしたなか、外資系証券が「買い」で新規カバレッジを開始したことが明らかになり、投資家の関心を惹きつけて反騰機運を強める結果となった。なお、同社は11月11日に26年9月期の通期決算の発表を予定している。
■メルカリ <4385> 3,704円 +253 円 (+7.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
メルカリ<4385>が5日ぶりに反発。米メタ・プラットフォームズ<META>は23日、パーソナルAIエージェント「Muse(ミューズ)」の提供を日本で開始したと発表。メルカリ<4385>のフリーマーケットアプリ「メルカリ」、マネーフォワード<3994>の家計・資産の見える化ができる「マネーフォワードME」、ぴあ<4337>が運営する「チケットぴあ」との連携を進めるとしていることが材料視されたようだ。
■ブロンコビリー <3091> 3,130円 +187 円 (+6.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ブロンコビリー<3091>は逆行高。上場来高値を更新した。22日取引終了後、第3四半期累計(1~9月)連結決算を発表。売上高は253億5100万円(前年同期比12.8%増)、営業利益は30億5400万円(同48.4%増)だった。メニュー数の拡充など各種施策が奏功した。好決算を評価した買いを呼び込んだ。
■住友林業 <1911> 1,280円 +59 円 (+4.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
住友林業<1911>がマドを開けて急伸。上値指向を鮮明にしている。前日のニューヨーク市場では、AI関連企業の信用リスクが再燃し、ナスダック総合株価指数は2%を超す下げとなった。マーケットではAI・半導体関連株からディフェンシブ関連株への資金シフトが鮮明になっているが、リスク回避ムードから債券買いの流れも加速し、米長期金利は5%を下回る水準まで急低下した。23日の東京市場では金利上昇デメリットセクターである不動産株が総じて堅調に推移しているが、住友林に対しては直近の金利上昇を受けて台頭した米国の住宅事業の先行き懸念を和らげる方向に作用し、物色意欲が強まったとみられている。
■三井不動産 <8801> 1,582円 +34.5 円 (+2.2%) 本日終値
三井不動産<8801>や三菱地所<8802>など大手不動産株に堅調なものが目立つ。きょうの国内債券市場で長期金利が一時、2カ月半ぶりに2.800%を下回っていることが刺激材料となっている。また、懸念される追加利上げについても、日銀の10月の会合では見送りになるとの公算が大きく、これも関連銘柄への追い風となっているようだ。
■LINK&M <2170> 590円 +10 円 (+1.7%) 本日終値
リンクアンドモチベーション<2170>はしっかり。同社はきょう、早稲田大学の現代政治経済研究所と自治体における組織改善の取り組みに関する共同研究契約を締結したことを明らかにしており、これが株価の支えとなったようだ。この共同研究では、自治体における組織改善の取り組みがもたらす効果を検証。自治体における人材・組織への投資がどのような成果につながるのかを明らかにすることで、自治体の組織改善を後押しするとともに、行政学・公共経営研究においても新たな知見を提示することを目指すとしている。
■ニトリホールディングス <9843> 3,359円 +40 円 (+1.2%) 本日終値
ニトリホールディングス<9843>や神戸物産<3038>、エービーシー・マート<2670>が堅調に推移。外為市場でドル円相場はドル安・円高方向に振れ、足もとでは1ドル=156円台と、およそ1カ月ぶりの円高水準をつけた。米長期金利が低下するなか、時事通信は23日、「日米関税交渉の合意に基づく対米投融資の第3弾に選定された半導体工場の建設事業に関し、三菱UFJ銀行などの3メガバンクが、協調融資への参画を見送る方向で最終調整していることが22日、分かった」と報じた。邦銀が巨額のドル調達をする必要がなくなり、ドル高・円安の要因の一つがはく落するとの思惑もマーケットには広がっているもようだ。株式市場では輸入コストが低下し、採算性が改善するとの思惑から、円高メリット関連株に資金を振り向ける姿勢がみられている。
■テレ朝HD <9409> 3,400円 +40 円 (+1.2%) 本日終値
テレビ朝日ホールディングス<9409>は7日続伸。旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が22日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、テレ朝HD株を5.06%(共同保有分を含む)取得したことが判明した。保有目的は「株主価値向上に資する、資本政策及びコーポレートガバナンス等に関する助言及び提案」としている。報告義務発生日は10月15日。これを受けて思惑を呼んだようだ。
■愛媛銀行 <8541> 3,440円 +35 円 (+1.0%) 本日終値
愛媛銀行<8541>は後場にプラス圏へ浮上した。きょう午後2時30分ごろ、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。経常利益を94億円から117億5000万円(前期比10.2%増)、最終利益を65億円から77億円(同6.8%増)に引き上げた。各利益は減益予想から一転、増益を見込む。同時に年間配当予想を中間28円・期末30円の合計58円(前期実績は46円)と前回予想から10円増額しており、これらを好感した買いが集まった。銀行単体の資金利益が当初予想を上回る見通しになったことを反映した。
株探ニュース