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メタ、数週間以内にも400億ドル規模の株式発行と伝わる バークシャーが引受先候補

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2026年10月23日 22時17分

メタ<META>はAIインフラ整備に向けた巨額の資金調達を急いでいる。早ければ今後数週間以内にも400億ドル規模の株式発行に踏み切る見通しだと伝わっている。バロンズ紙が伝えた。借り入れ依存度の低減と市場での資金吸収合戦を先制する狙いがあり、バークシャー<BRK.B>が引受先候補として浮上しているという。

メタが株式での調達を急ぐ背景には、AI設備投資の急増に伴う財務圧迫がある。今年の設備投資額は約1400億ドルに達する見込みで、長期債務は800億ドルへ膨らんだ。同社発行の30年物の社債利回りは7%を超えており、債券市場への依存継続はコスト増のリスクを伴う。また、競合のアンソロピックによるIPOなど、AI業界全体で数兆ドル規模の資金需要が見込まれるため、市場資金が枯渇する前に動く構えだ。

資金調達の障壁とされたザッカーバーグCEOの議決権希薄化問題に対しては、無議決権の新たな種類株式を創設することで解決を図る。これにより、同CEOが持つ約60%の議決権支配を維持したまま大規模な増資が可能となるという。

資金の出し手として注目されるのが、3500億ドル超の現金資産を抱えるバークシャーだ。今年6月にアルファベット<GOOG><GOOGL>が実施した8500億ドル規模の株式発行でも100億ドル分を取得した実績を持つ。バリュー投資家として知られる同社にとって、株価収益率(PER)が20倍未満と比較的割安なメタや、好条件の転換社債は魅力的とされる。

ただ、バークシャーの参加は現時点で確定的なものではなく、条件次第の流動的な要素を残す。メタが提示する取引条件や割安感、転換社債の組み合わせ内容によっては見送られる可能性もあり、交渉の行方が注目される

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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