SLB、決算受け上昇 中東での事業活動が回復し始める=米国株個別
(NY時間11:22)(日本時間00:22)
SLB<SLB> 52.84(+3.29 +6.63%)
油田サービスのSLB<SLB>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、中東での事業活動が回復し始める中、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期ガイダンスでは設備投資の総額を約25億ドルに維持している。
アナリストは、事業活動の拡大に加え、貯留層パフォーマンス部門と坑井建設部門の利益率改善で、利益と売上高がともに予想を上回ったと指摘。「4つの地域すべてで売上高が前四半期比増収となり、特に中東は13%の回復を示した。イラク、クウェート、オマーン、サウジ、カタール、UAEが成長をけん引した」と説明。
ただ「四半期終盤の数週間に一部の国で混乱が再発したため、中東の売上高は前年同期の水準を依然として12%下回っている」とも付け加えた。
2027年については、深海油田開発の契約獲得、ベネズエラでの事業活動拡大、海外事業の受注残増加を背景に、良好な見通しを示していると評価している。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.64ドル(予想:0.62ドル)
・売上高:94.5億ドル 5.8%増(予想:92.9億ドル)
デジタル:6.93億ドル 5.3%増(予想:7.10億ドル)
貯留層パフォーマンス:16.3億ドル 2.9%減(予想:16.1億ドル)
生産システム:40.0億ドル 15%増(予想:39.1億ドル)
坑井建設:28.9億ドル 2.7%減(予想:28.3億ドル)
・EBITDA(調整後):20.7億ドル(予想:20.3億ドル)
・EBITDA利益率(調整後):21.9%
・設備投資:4.85億ドル(予想:5.29億ドル)
・FCF:8.28億ドル(予想:10.0億ドル)
(通期見通し)
・設備投資総額:約25.0億ドルを維持
【企業概要】
エネルギー技術革新・デジタル化実現・産業脱炭素化・エネルギー転換を加速させるエネルギーシステムの開発・拡大に取り組む。エネルギーバリューチェーン全体をカバーするデジタルソリューション、油田生産プロジェクトの統合ビジネスモデル、貯留層の生産性とパフォーマンスを最適化する技術・サービスなどを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース