ロイヤル・カリビアン、決算受け上昇 欧州やカリブ海クルーズの需要が堅調=米国株個別
(NY時間09:41)(日本時間22:41)
ロイヤル・カリビアン<RCL> 303.43(+22.83 +8.14%)
クルーズのロイヤル・カリビアン<RCL>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しを上方修正したものの、第4四半期の業績見通しは予想を下回り、先行きへの懸念も残る内容となった。
発表直後は時間外で株価はネガティブな反応を示していたものの、売りが一巡するとプラスに転じている。欧州やカリブ海クルーズの堅調な需要が、中東紛争に伴う燃料費の高騰を相殺する要因となった。
リバティCEOは声明で「第3四半期は、われわれのバケーション体験に対する消費者の強い需要が継続していること、そして業界をリードするわれわれのブランド全体での勢いが加速していることを反映している」と述べている。
アナリストは「燃料費が高騰する環境を考慮すれば、今回の業績は非常に好調で、基調的な需要も極めて健全だ」と評価した。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):6.57ドル(予想:6.36ドル)
・売上高:55.9億ドル 8.8%増(予想:56.1億ドル)
・客室稼働率:112.4%(予想:112.0%)
・延べ乗客乗船日数:1669万日 8.7%増(予想:1667万日)
・クルーズ事業の総営業費用:27.1億ドル
・APCD(利用可能客室乗客日数):1484万日 8.4%増(予想:1488万日)
(10-12月期・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):3.48~3.58ドル(予想:3.65ドル)
・APCD:1470万日(予想:1474万日)
・純利回り(イールド):4.4~4.9%上昇
(通期見通し)
・1株利益(調整後):17.85~17.95ドル(従来:17.73~17.87ドル)(予想:17.82ドル)
・純利回り(イールド):2.7%上昇(従来:2.35~2.85%上昇)
・APCD:5680万日(従来:5690万日)(予想:5689万日)
【企業概要】
ロイヤルカリビアン、セレブリティクルーズ、シルバーシーのブランドを通じて、世界各地を巡るクルーズ客船を運航する。乗組員による卓越したサービス、多様な顧客の好みに合わせてカスタマイズされた旅程と目的地を提供するほか、パーフェクトデイやロイヤルビーチクラブなどのプライベートランドベースの目的地へも運航を拡大。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース