フリーポート、決算受け上昇 1株利益、売上高とも予想上回る=米国株個別
(NY時間14:37)(日本時間03:37)
フリーポート<FCX> 65.99(+0.83 +1.27%)
鉱物資源のフリーポート・マクモラン<FCX>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期ガイダンスでは設備投資の見通しを従来から増額している。
アナリストは第3四半期の銅販売量と生産量について、事前発表された実績と概ね一致したと指摘。一方、第4四半期と27年の銅販売量見通しの下方修正、および設備投資見通しの引き上げは、短期的に株価のマイナス材料となる可能性が高い。ただ、株価が下落した局面では買いを推奨すると述べた。
また、グラスベルグ鉱山の生産拡大計画は引き続き予定通り進んでいるものの、2030年の銅生産量見通しが下方修正された点にも言及した。投資判断「買い」、目標株価は90ドルを維持している。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.88ドル(予想:0.81ドル)
・売上高:75.5億ドル 8.2%増(予想:72.9億ドル)
・銅生産量:8.32億ポンド 8.8%減
・銅1ポンド当たり平均実現価格:6.54ドル 40%上昇(予想:6.42ドル)
・金生産量:23万4000オンス 18%減(予想:21万4260オンス)
・金販売量:10万5000オンス 69%減(予想:11万375オンス)
・金1オンス当たり平均実現価格:4273ドル 21%上昇(予想:4224ドル)
・モリブデン生産量:2200万ポンド(予想:2287万ポンド)
・モリブデン販売量:2200万ポンド 16%増(予想:2226万ポンド)
・モリブデン1ポンド当たり平均実現価格:32.46ドル 35%上昇(予想:32.57ドル)
・設備投資:11.6億ドル(予想:10.8億ドル)
(10-12月期・第4四半期見通し)
・モリブデン販売量:2200万ポンド(予想:2157万ポンド)
(通期見通し)
・銅販売量:30.0億ポンド(従来:31.0億ポンド)
・金販売量:65万オンスを維持(予想:62万7325オンス)
・モリブデン販売量:約9300万ポンドを維持(予想:9085万ポンド)
・営業キャッシュフロー:約85.0億ドル
・設備投資:約44.0億ドル(従来:約43.0億ドル)(予想:43.2億ドル)
【企業概要】
銅・金・モリブデン等の豊富な実証済みおよび推定埋蔵量を有する、大規模で長期にわたる地理的に分散した資産を保有・運営する。インドネシアのグラスベルグ鉱区や、米国アリゾナ州のモレンシー鉱区、ペルーのセロベルデ鉱山などの鉱床で採掘を行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース