【クラファン】“小型ガスタービン発電機×衛星通信”で世界中に電気を ジオニック、10月30日募集開始
小型発電機と衛星通信による電力システムを手掛ける株式会社ジオニック(東京都渋谷区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは10月30日19時30分開始を予定しています。
| ・ | 普通株式型 |
| ・ | 目標募集額:990万円、上限募集額:6009万3000円 |
| ・ | エンジェル出資実績あり |
| ・ | エンジェル税制あり(優遇措置A+プレシード・シード特例) |
| ・ | みなし時価総額:2億7000万円 |
| ・ | 類似上場企業:ソディック <6143> [東証P]、ソラコム <147A> [東証G]、オプティム <3694> [東証P]、スカパーJSAT <9412> [東証P]、デンヨー <6517> [東証P] |
「ガスタービン発電機×遠隔監視」で必要な電力を
ジオニックの伊福翔大代表は2019年より、ソディック <6143> [東証P]で金属3Dプリンタの加工技術開発に従事。造形パラメータ開発や試作対応などを担当しました。2023年に伊福精密に参画し、マイクロガスタービンの研究開発などを経験しています。

(出典:FUNDINNO)
ジオニックは、心臓部のコアユニットが約9センチ×9センチ×15センチの小型ガスタービン発電機と衛星通信による遠隔監視・遠隔制御を組み合わせ、災害現場や離島などへ必要な電力を届ける仕組みを開発しています。
現在、今年12月開始予定の沖縄での実証の準備と、インドネシアの政府研究機関との協議を進めており、農村部や島しょ部など電力や通信インフラ整備が不十分な地域への展開を計画。「これらの地域では、発電機や通信設備を管理する技術者を常時配置することが難しいため、衛星通信を活用した遠隔監視・遠隔制御によって、現地に依存しすぎない運用・メンテナンス体制の構築を目指します」(同社)。
離島などでは運用担当者が不在のケースも…
同社は、送電網や通信網の整備が不十分な海外の農村部や島しょ部において、必要な電力と通信を確保できる仕組みの実現を目指しています。
発電機を導入しても安定した電力供給が続くわけではなく、用途に応じた出力や稼働時間、燃料の設定のほか、調整や点検、修理が必要ですが、離島や農村部ではこうした運用を担う技術者が常駐していないケースも。
「設備を導入できても、その後の運用・保守を現地だけで継続することが難しいケースがあると弊社は考えています」(同社)
同社は発電機と燃料を必要な場所へ持ち込み、遠隔監視・遠隔制御によって、技術者が常駐しなくても運用できる仕組みの構築を計画しており、「将来的には、電力だけでなく通信環境も提供し、遠隔地や災害時でも必要なインフラを確保できる状態を目指します」(同社)。
その活用先の一つとして、有人島が6000以上あるインドネシアを想定しています。
事業内容・競争優位性・成長戦略

(出典:FUNDINNO)
同社の主力事業は、小型ガスタービン発電機と遠隔監視システム「Open-Connect+」、運用サポートを一体で提供し、製造から契約終了まで電源を支える事業です。
発電機はガスタービン方式で、1台あたり100~300ワットを出力。さまざまな燃料への対応を進めており、バイオ燃料やアルコール、ココナッツオイルを含む混合燃料での燃焼にも成功しています。
コアユニットは、金型を使わず、3D-CADデータから部品を製造する金属3Dプリンタ技術を活用し、精密加工技術を持つ町工場と共同開発を実施。「データと製造技術を共有することで、複数工場での製造や将来的なインドネシアでの現地生産も計画しています」(同社)。
「Open-Connect+」は、センサー・データロガー・カメラを備えた後付け端末と衛星通信を組み合わせ、設備の稼働状況を遠隔で確認・操作することを目指すシステムです。
対象は自社のガスタービン発電機のほか、既存の発電機やプラント、船舶などにも後付けができる設計としています。
ビジネスモデルについては、発電機と「Open-Connect+」は売り切りではなく、月額契約で提供する計画です。
契約期間中は用途に応じた設定から不具合時の機器交換、ソフトウェア更新、稼働データを活用した運用提案までを同社が担当。国・行政機関・企業向けに月額料金での提供を想定しています。
「また、突発的な故障や不具合に備え、発電機1機の利用に対して予備機1機を用意する『+1』の運用を想定しています」(同社)

(出典:FUNDINNO)
同社は自社の強みとして、発電機と見守り・運用サポートを一体で提供することを目指している点を挙げています。
「この一体型モデルは、製造と製造業IoTの両方を知る経営陣と、製造から運用まで一貫して支える体制がそろうことで成り立つものだと考えています」(同社)

(出典:FUNDINNO)
今後の成長戦略としては、短期では発電機に「Open-Connect+」を組み込んだ試作機の開発を進めつつ、沖縄での遠隔監視の実証の準備と、インドネシアの政府研究機関との発電試験に向けた協議を行っています。
沖縄での実証は今年12月~来年3月末の予定で、来年春に試作機を完成させ、量産仕様の確定を計画。「来年10月から発電機を販売し、2028年4月期に80台、2029年4月期に200台の販売を目指しています」(同社)。
中長期については、インドネシアでのモデル確立を起点にアジア・アフリカへの展開を計画しています。
製造技術の研修を通じて現地の技術者を育成しつつ、「Open-Connect+」を既存設備向けに単体で提供するほか、ドローン・モビリティへの給電のカスタム開発や災害支援向けの事業も推進。
「2032年4月期に発電機の年間販売3000台、『Open-Connect+』単体の契約(年間延べ)6351件を目指しています」(同社)
また、発電機と「Open-Connect+」の稼働により蓄積されるデータを生かしたデータ連携・アプリ開発の提供も計画。「弊社は機器の販売にとどまらず、月額のサービスとデータの活用で収益を積み上げることで、ハードウェア会社からサービス会社への転換を目指します」(同社)。
株主構成
同社はエンジェル投資家より出資を受けています。
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・ソディック <6143> [東証P]
・ソラコム <147A> [東証G]
・オプティム <3694> [東証P]
・スカパーJSAT <9412> [東証P]
・デンヨー <6517> [東証P]
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社ジオニック
東京都渋谷区恵比寿四丁目4番2-505号
資本金:9,000,000円(2026年9月15日現在)
発行済株式総数:180,000株(同)
発行可能株式総数:10,000,000株
設立日:2025年5月27日
決算日:4月30日
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 伊福翔大
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 40,062株
■募集株式の払込金額
1株当たり 1,500円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額990万円を以下の目的に充てる予定。
開発費 772万円
手数料 217万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額5,019万円(目標募集額990万円と上限募集額6,009万3,000円との差額)を以下の目的に充てる予定。
開発費 3,915万円
手数料 1,104万円
■投資金額のコース及び株数
99,000円コース(66株)
198,000円コース(132株)
297,000円コース(198株)
396,000円コース(264株)
495,000円コース(330株)
990,000円コース(660株)
1,980,000円コース(1,320株)
2,970,000円コース(1,980株)
3,960,000円コース(2,640株)
4,950,000円コース(3,300株)
9,900,000円コース(6,600株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、495,000円コース(330株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、9,900,000円コース(6,600株)を上限とする。
■申込期間
2026年10月30日~11月12日
■目標募集額
9,900,000円(上限募集額 60,093,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は48,015,000円とする。
■払込期日
2026年12月8日
■連絡先
株式会社ジオニック
電話番号:03-6721-9673
メールアドレス:info@zeonic-inc.com
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼〈海外政府機関と協議中〉先端技術×熟練技術で、明かりの灯らない場所に電力を。小型ガスタービン発電機を軸に、分散型電力インフラを開発中のエンジニアリング集団「ジオニック」
| ~こちらの記事も読まれています(※外部リンク)~ |
| ▼ベンチャー企業へ投資した年に受けられる優遇措置 |
| ⇒エンジェル税制とは? |
| ▼FUNDINNOの評判・口コミを知りたい |
| ⇒FUNDINNO(ファンディーノ)とは? |
株探ニュース