ボストン・サイエンティフィック、決算受け下落 予想を下回る1株利益の見通しを示す=米国株個別
(NY時間11:00)(日本時間00:00)
ボストン・サイエンティフィック<BSX> 41.66(-3.40 -7.55%)
医療機器のボストン・サイエンティフィック<BSX>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想範囲内に留まった。ガイダンスも公表し、予想を下回る通期および第4四半期の1株利益の見通しを示した。また、第4四半期の売上高は最大3%の減収を見込んでいる。
同社は8月にサイバー攻撃を受け、世界各地の事業活動が中断。その直後には、通期の売上高と1株利益が従来の予想を達成できない見通しだと明らかにしていた。
モンソンCFOは決算説明会で「今年はわれわれにとって厳しい年となっている。心血管関連事業の一部分野では数年間に渡り成長が続いていたものの、そのサイクルが転換した」と説明した。また、将来の業績予測の精度向上に向け、新たな事業運営モデルを導入したことも明らかにした。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.73ドル(予想:0.73ドル)
・売上高:51.4億ドル 1.4%増(予想:50.5億ドル)
内視鏡:7.41億ドル 0.8%減(予想:7.61億ドル)
神経調節:3.31億ドル 13%増
泌尿器科:6.61億ドル 3.1%減(予想:6.63億ドル)
(10-12月期・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.77~0.79ドル(予想:0.84ドル)
・売上高(報告ベース):1~3%減
・既存事業売上高:1~3%減
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.16~3.18ドル(予想:3.23ドル)
・売上高:約4.25%増
・既存事業売上高:約3.75%増
【企業概要】
複雑な心臓血管、呼吸器、消化器、腫瘍、神経、泌尿器の疾患や症状の診断と治療のための医療機器を開発・製造・提供する。内視鏡手術用の止血クリップ、胆道閉塞解消のためのステントシステムや、尿管ステント・カテーテル等の結石管理用製品、および超音波画像診断システム、大動脈弁システム等を提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース