フェデックス、好決算も時間外で下落 決算期変更で市場予想との比較が難しく=米国株個別
(NY時間17:43)(日本時間06:43)時間外
フェデックス<FDX> 297.60(-6.98 -2.29%)
フェデックス<FDX>が時間外で下落。引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも改善した。ガイダンスも公表し、通期の利益と売上高の見通しを引き上げた。物流各社にとって重要な年末の配送繁忙期を控え、明るい兆候が示された。
今回の見通し引き上げは、同社が進める配送ネットワークの再編にとって追い風となるほか、物価高や経済の不安定さにもかかわらず、年末の繁忙期に向けて輸送需要が堅調に推移していることを示唆している。
決算は全般的に良好だったものの、株価は冴えない反応。決算期の変更によって市場予想との比較が難しくなり、投資家の間に混乱が生じた可能性がある。今回の四半期からは決算スケジュールが変更。会計年度を暦年に合わせた。
同社にとって今年は事業構造の転換期となっている。同社は最近、貨物輸送部門を分離独立させたほか、サプライチェーン事業をCMA・CGMグループに売却。これらの措置は中核の小口荷物配送事業に経営資源を集中させることを目的としている。また、スブラマニアムCEOの下で、従来は別々に運営していた航空配送網と陸上配送網を統合する大規模な事業再編も進めている。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):3.74ドル(予想:3.30ドル)
・売上高:229.0億ドル(予想:227.2億ドル)
・営業利益(調整後):12.0億ドル(予想:11.8億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):18.00~18.60ドル(従来:17.50~18.10ドル)
・売上高:約12%増
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース