サービスナウ、決算受け大幅安 高い期待ほどの内容ではなかったことに失望感=米国株個別
(NY時間10:50)(日本時間23:50)
サービスナウ<NOW> 112.72(-37.41 -24.92%)
サービスナウ<NOW>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回った。粗利益率も予想を下回っている。現在進行中の残存履行義務(cRPO)は予想を上回った。
ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスを嫌気している模様。第4四半期のcRPOが予想を下回ったほか、通期も期待ほどの見通しではなかったことが失望感に繋がっているようだ。AIが同社の事業を揺るがすとの懸念を払拭するには至らなかった。
同社は、AIによる収益化が可能であることを証明し、新たな競合の台頭を食い止めようとしている。同社は企業のテクノロジーサポート業務の管理支援ツールで知られるが、顧客管理やサイバーセキュリティなど新たな分野にも事業を広げている。最近の株価上昇によって今回の決算に対する期待のハードルも明らかに高くなっていた。
マスタントゥオーノCFOは「顧客によるエージェント型AIの利用が急速に増えている」と説明。今年の利用量は前年の13倍だという。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.00ドル(予想:1.03ドル)
・売上高:41.1億ドル 21%増(予想:41.0億ドル)
サブスク:39.9億ドル 21%増(予想:39.8億ドル)
プロフェッショナル・その他:1.18億ドル 9.3%増(予想:1.14億ドル)
・粗利益率(調整後):77.5%(予想:78.8%)
サブスク粗利益率(調整後):80.0%(予想:81.1%)
プロフェッショナル・その他(調整後):マイナス20.0%(予想:7.92%)
・残存履行義務(RPO):297億ドル
・現在進行中の残存履行義務(cRPO):136.5億ドル(予想:135.7億ドル)
・FCF(調整後):8.22億ドル(予想:9.23億ドル)
(10-12月期・第4四半期見通し)
・サブスク:42.5~42.6億ドル(予想:42.4億ドル)
・現在進行中の残存履行義務(cRPO):18.5%増(予想:19.4%増)
(通期見通し)
・サブスク:157.8~157.9億ドル(従来:157.6~157.8億ドル)(予想:157.6億ドル)
・サブスク粗利益率(調整後):81%維持(予想:81%)
・FCFマージン:36%(従来:35%)
【企業概要】
世界の企業・大学・政府機関等向けに、あらゆるクラウド・モデル・データソースと統合したAI主導型プラットフォームを提供する。異なる部門・システムを連携させ、生産性の向上、プロセスの合理化、従業員と顧客双方のエクスペリエンスの改善をもたらし、顧客のワークフローのデジタル化・自動化を支援する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース