ビットコイン、7万6000ドル台で軟調に推移
*ビットコイン(ドル)(NY時間07:50)(日本時間21:50)
77315.81(+605.88 +0.79%) 高77371.13 安76269.05
円建参考値 1223万0588円(+95844 +0.79%)
*イーサ(ドル)
2281.73(+27.20 +1.21%) 高2282.69 安2237.74
円建参考値 36万0947円(+4303 +1.21%)
*XRP(ドル)
1.2821(+0.0315 +2.52%) 高1.2857 安1.2435
円建参考値 202.82円(+4.98 +2.52%)
きょうのビットコインは下げは一服しているものの、7万6000ドル台で上値が重い展開。本日の米中間選挙を前にリスク回避姿勢が強まる中、本日は原油反発しており重しとなっている。
需給面では米現物ビットコインETFからの資金流出が続いている。2日の純流出額は3億9860万ドルとなり、10月30日の6億4320万ドルに続く2日連続の流出。合計で約10億4180万ドルが流出した。特にブラックロックのIBITから4億530万ドルが流出しており、機関投資家の資金引き揚げが相場を圧迫している。
先週発生したバイナンスの巨額ハッキング事件の余波も続いている。約63億ドル相当の暗号資産が盗まれ、顧客による資金引き出しは36億4000万ドルに達したと報じられた。バイナンスは顧客の損失を補償する方針を示し、資金流出も落ち着きつつあると説明しているものの、市場の不安は完全には払拭されていない。
また、本日投票が行われる米中間選挙も不透明要因となっている。民主党が上下両院で多数派を獲得した場合、共和党が進めてきた暗号資産に友好的な法整備が停滞する可能性があり、投資家は積極的な買いを手控えているようだ。
ここ数日、7万6000ドルが重要な下値サポートとなっていた。9月上旬以来の安値圏で推移する中、この節目を明確に割り込めば、さらに強い下値サポートとして意識される7万5000ドルが意識される状況。
買い需要の後退が意識され、損切りやレバレッジポジションの清算を巻き込んで下落が加速する恐れがある。特にETFからの資金流出が続く状況では、7万6000ドル割れをきっかけに一段の下値模索へ移行する可能性も警戒される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース