クロロックス、予想上回る決算受け上昇 ただ、コスト急増で粗利益率は3年ぶりの低水準=米国株個別
(NY時間11:30)(日本時間01:30)
クロロックス<CLX> 92.39(+2.49 +2.77%)
日用品のクロロックス<CLX>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。27年度ガイダンスも公表し、1株利益の見通しを維持した。
ただ同社は、コスト急増を受けて粗利益率が3年ぶりの低水準となったことから、粗利益率の見通しを引き下げた。同社の第1四半期の粗利益率は40.4%に低下。3年ぶりの低水準。原材料費や製造コスト、物流費の上昇が主な要因となった。27年度通期の粗利益率の見通しは、従来の42%から41.5%に引き下げている。
レンドルCEOは声明で「コスト環境は一段と厳しさを増しており、インフレ圧力の高まりを今回の見通し修正に反映させた」と説明。コスト上昇による圧迫を緩和するため、1月から価格改定を実施する方針を示した。売上高は引き続き増加を見込むものの、1株利益は従来予想の下限に近い水準となる可能性があるとしている。
(7-9月期・第1四半期)
1株利益(調整後):1.55ドル(予想:1.08ドル)
・売上高:19.1億ドル(予想:18.8億ドル)
・家庭用品:4.23億ドル(予想:4.21億ドル)
・ライフスタイル:2.83億ドル(予想:2.87億ドル)
・ヘルス&ウェルネス:9.18億ドル(予想:8.98億ドル)
・海外:2.81億ドル(予想:2.69億ドル)
・粗利益率:40.4%(予想:40.1%)
(27年度通期見通し)
・1株利益(調整後):5.70~6.00ドルを維持(予想:5.69ドル)
・既存事業売上高:約3.5~4.5%増(予想:4.4%増)
・粗利益率:41.5%(従来:42.0%)
【企業概要】
米国内外において、消費者向けおよび業務用製品の開発・製造・販売を行う。漂白剤・洗浄消毒製品・ホームケア製品・食品保存袋・栄養サプリメント・ドレッシング・水ろ過装置やその他多様な商品を、量販店・食料品店・倉庫型店舗・ドラッグストアや、eコマースチャネル・販売代理店などを通じて販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース