スカイワークス、決算受け下落 予想下回る見通しを示す=米国株個別
(NY時間10:25)(日本時間00:25)
スカイワークス<SWKS> 80.00(-5.40 -6.32%)
半導体のスカイワークス<SWKS>が下落。同社はアップル<AAPL>の主要なサプライヤーの1つ。前日引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想の範囲内に留まったほか、第1四半期についても予想を下回る見通しを示した。
同社は声明で「第1四半期のスマホ関連の売上高は前四半期比で10%台前半の減少を見込んでいる」と述べた。季節要因に加え、プレミアム市場への注力を続ける中でのアンドロイド市場の既知の需要低迷、さらに買収したコルボの7-9月期に1週間分の売上高が追加計上されたことを反映している」と述べた。
アナリストは以下のように分析している。「同社の27年度の利益は、約1億5000万ドルのコスト削減による相乗効果が押し上げ要因となる見通し。ただ、その効果は年度下期に集中すると見られる一方、買収に伴う支払利息が短期的な業績の重荷となる」と述べた。
また「同社は堅調な第4四半期決算を発表するとともに、コルボとの統合後初となる業績見通しを示した。季節要因によるスマホ需要の減少やアンドロイド市場の軟調さが逆風となるものの、データセンターや防衛関連がけん引する成長分野事業の拡大が、その影響を一部相殺する見込み」と述べている。
「27年度に見込む相乗効果は、長期目標である5億ドル超のコスト削減効果の実現に向けた初期段階に位置付けられる」とも指摘している。
(7-9月期・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.28ドル(予想:1.28ドル)
・売上高:10.5億ドル 5%減(予想:10.4億ドル)
・粗利益率(調整後):44.4%(予想:44.5%)
・営業利益(調整後):2.27億ドル(予想:2.21億ドル)
(10-12月期・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.25ドル(予想:1.63ドル)
・売上高:18.0~19.0億ドル(予想:約20.0億ドル)
【企業概要】
航空宇宙・自動車・ブロードバンド・コネクテッドホーム・防衛・エンターテインメント・産業機器・医療・スマートフォンなど多岐にわたる用途向けに、半導体製品・ソリューションを開発・製造・提供する。高性能RF、精密タイミング、電源管理、アナログおよびミックスドシグナル半導体分野を中心に事業を展開。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース