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話題株ピックアップ【夕刊】(1):AREHD、帝人、トヨタ

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2026年11月5日 15時45分

■AREホールディングス <5857>  3,770円  +700 円 (+22.8%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ

AREホールディングス<5857>はストップ高。4日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を6800億円から7000億円(前期比22.8%増)、営業利益を410億円から520億円(同40.2%増)、最終利益を290億円から360億円(同47.3%増)に引き上げた。同時に年間配当予想を前回予想から20円増額の合計155円(前期実績は125円)に変更しており、これらを評価した買いが集まった。中間配当が75円、期末配当予想が80円となる。北米精錬事業のトレーディング分野における裁定取引の増加や金融費用の低減などが利益を押し上げる。加えて、貴金属リサイクル事業の営業利益も当初予想を上回る見通し。貴金属価格が想定を下回るなか、AIデータセンター関連需要を背景に電子分野の売り上げが拡大したほか、宝飾分野における採算性向上施策の効果も見込まれる。なお、9月中間期は売上高が3651億6400万円(前年同期比53.3%増)、営業利益が287億2900万円(同87.4%増)、最終利益が209億3300万円(同92.9%増)だった。同時に取得総数220万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.55%)または取得総額67億5400万円を上限とする自社株買いを、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で行うと開示。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、5日に200万株を1株3070円で取得した。これも株価の刺激材料となったようだ。

■コロプラ <3668>  458円  +75 円 (+19.6%) 一時ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率2位

コロプラ<3668>はマドを開けて上放れ。4日の取引終了後、26年9月期の連結決算を発表した。売上高が226億4100万円(前の期比12.7%減)、営業利益が22億9100万円(同2.3倍)、最終損益が18億800万円の黒字(前の期は3億600万円の赤字)だったとしており、好感した買いが集まった。スマートフォン向けゲームを開発・運営する主力のエンターテインメント事業は一部既存タイトルにおける売り上げの減少やサービスの終了で減収となったものの、グループ全体でコスト見直しを進め、広告宣伝費などを削減したことで大幅増益を達成。加えて、為替差益の発生や投資有価証券評価損の減少なども利益を押し上げた。なお、27年9月期の通期業績予想は開示していない。同社グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しく、適切かつ合理的な数値の算出が困難であるという。

■帝人 <3401>  1,873円  +268 円 (+16.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位

帝人<3401>は後場に入り急伸。きょう午前11時30分ごろ、27年3月期連結業績予想について売上高を9000億円から9200億円(前期比5.4%増)へ、純利益を450億円から500億円(前期880億300万円の赤字)へ上方修正すると発表した。エレクトロニクス&エナジー部門の好調を反映した。樹脂や電池部材の販売が堅調なほか、為替影響などが見込まれるという。配当予想は据え置いた。業績上方修正を好感した買いが集まった。

■トヨタ自動車 <7203>  3,533円  +505 円 (+16.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位

トヨタ自動車<7203>は後場、上昇幅を拡大。同社は午後1時55分に決算発表を行い27年3月期通期利益予想の上方修正を発表した。今期の営業利益は3兆4000億円から3兆9000億円(前期比3.6%増)、純利益は3兆2500億円から3兆5700億円(同7.2%減)に見直した。売上高にあたる営業収益は54兆円から53兆5000億円(同5.6%増)とした。今期の想定為替レートは1ドル=157円(従来160円)としている。また、第2四半期累計(4~9月)の連結業績は営業収益が前年同期比9.5%増の26兆9624億6200万円、営業利益は同9.2%増の2兆1911億2400万円、純利益は2兆2364億4600万円(同26.1%増)となった。更に従来5億株、1兆円を上限としていた自社株買いの規模を6億1000万株(自己株式を除く発行済み株式数の5.18%)、1.3兆円を上限とする増額も発表した。市場買い付け及び自己株式の公開買い付けで実施する。この日は米中間選挙で民主党が勝利したことから、トランプ政権が今後、通商面での強硬姿勢を後退させるとの思惑が台頭し、同社株に買いが流入していたが、午後の業績発表を経て一段と値を上げている。

■ネクセラファーマ <4565>  1,729円  +209 円 (+13.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位

4日に発表した「アッヴィとライセンス契約」が買い材料。

米アッヴィ<ABBV>と炎症性腸疾患を対象とした新規EP4受容体作動薬「NXE0033744」に関するグローバルライセンス契約を締結。契約一時金約158億円を受領するほか、開発・販売マイルストンとして最大約2162億円、加えて段階的ロイヤリティを受領する権利を有する。

■グリムス <3150>  2,626円  +306 円 (+13.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位

グリムス<3150>が急騰。4日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高194億900万円(前年同期比11.4%増)、営業利益45億5100万円(同24.8%増)、純利益30億8900万円(同23.2%増)となり、従来予想の営業利益38億9300万円を上回って着地したことが好感された。中東情勢による市場価格上昇により小売電気事業の販売単価が上昇したことで売上高が拡大した。また、一般消費者向け販売からの撤退により、エネルギーソリューション事業の営業利益率が34.2%から42.4%に大幅改善したことや、契約口数の増加とリスクヘッジ施策の徹底により小売電気事業が大幅増益となったことも寄与した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高371億7400万円(前期比9.5%増)、営業利益79億円(同10.5%増)、純利益53億7600万円(同9.8%増)の従来見通しを据え置いている。

■ダイセル <4202>  1,581.5円  +168.5 円 (+11.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位

ダイセル<4202>が後場急伸。午後1時20分ごろに、27年3月期の連結業績予想について、売上高を5950億円から6470億円(前期比11.6%増)へ、営業利益を425億円から505億円(同20.0%増)へ、最終利益を320億円から410億円(同4.0倍)へ上方修正し、期末配当予想を35円から40円へ引き上げ年間配当予想を75円(前期60円)としたことが好感された。ハイパフォーマンスポリマーズ事業で、AIサーバー向け高速通信コネクタやクーリングファンなど向けにLCP(液晶ポリマー)需要が急激に拡大していることに加えて、自動車分野での部材・製品確保や半導体、工作機械、スマート家電向けにPBT(ポリブチレンテレフタレート)の販売数量が増加していることなどが牽引。また、各事業における原料価格上昇に伴う価格転嫁や為替の影響も寄与する。同時に発表した9月中間期決算は、売上高3119億9300万円(前年同期比12.6%増)、営業利益285億2500万円(同41.8%増)、純利益184億5200万円(同1.9%減)となり、従来予想の営業利益165億円を大きく上回って着地した。また、上限を560万株(自己株式を除く発行済み株数の2.19%)、または80億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は11月10日から来年3月31日までで、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得する。

■寿スピリッツ <2222>  2,996.5円  +296.5 円 (+11.0%)  本日終値

寿スピリッツ<2222>は急伸し、上場来高値を更新した。4日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が396億5100万円(前年同期比10.8%増)、営業利益が91億5300万円(同23.0%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。国際線ターミナル売上高が伸び悩んだものの、バリューアップ対策及び新規出店などの積極的な施策を行い、トップラインを拡大。価格改定効果などで売上総利益率も改善し、大幅増益での着地となった。

■ゼリア新薬工業 <4559>  2,132円  +170 円 (+8.7%)  本日終値

ゼリア新薬工業<4559>が大幅高で3日ぶりに反発。4日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高454億6100万円(前年同期比13.8%増)、営業利益56億4600万円(同55.1%増)、純利益39億5900万円(同2.3倍)と大幅増益となったことに加えて、足もとの好決算を受けて27年3月期の期末配当予想を25円から26円へ引き上げ、年間配当予想を51円(前期49円)としたことが好感された。医療用医薬品事業において、海外市場で主力の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」並びに大環状抗菌剤「ディフィクリア」が好調に推移したほか、国内市場で昨年3月に発売した高カリウム血症治療剤「ビルタサ」が好調に推移したことなどが牽引した。また、コンシューマーヘルスケア事業でローヤルゼリー群など一部製品群が好調に推移したほか、海外でコンドロイチンバルク事業が伸長したことなども寄与した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高950億円(前期比6.6%増)、営業利益130億円(同5.1%増)、純利益100億円(同18.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■エービーシー・マート <2670>  3,359円  +267 円 (+8.6%)  本日終値

4日に発表した「10月既存店売上高は8.8%増」が買い材料。

10月既存店売上高は前年同月比8.8%増と4ヵ月連続で前年実績を上回った。

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