ダウ先物は続伸 ナスダック100は下落 半導体は下落もハイパースケーラーは本日も上昇=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:39)(日本時間22:39)
ダウ先物 53885(+382.00 +0.74%)
S&P500 7731.00(+10.50 +0.14%)
ナスダック100先物 28348.25(-218.50 -0.77%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物は続伸している一方、ナスダック100は反落。米民主党が中間選挙で圧勝したことを受けて前日のダウ平均は急伸していたが、本日もその流れが継続している。一方、半導体やサーバーなどデータセンター関連の銘柄への時間外での売りは続いており、ナスダック100は反落。
ローテーションの動きも指摘されており、ゴールドマン<GS>やJPモルガン<JPM>、アメックス<AXP>といった金融株が時間外で上昇し、ダウ先物をサポート。
一方、テスラ<TSLA>とスペースX<SPCX>はいずれも続落。エヌビディア<NVDA>やAMD<AMD>といったデータセンター関連の半導体も時間外で下落し、ナスダック100を圧迫。AI向けクラウドインフラを提供するコアウィーブ<CRWV>などネオクラウド関連株も時間外で下落。
米株式市場では、今回の米民主党の圧勝が、市場で想定されているデータセンターの整備計画に対し、何らかの抵抗を招くのではないかという警戒感が出ている。ただ、プロジェクトの遅れで小規模事業者は打撃を受ける恐れがあるものの、ハイパースケーラーは結果的に恩恵を受けることもあり得るとの指摘も出ている。
ハイパースケーラーの多くは多額の投資の結果、フリーキャッシュフロー(FCF)が赤字になっており、設備投資の減速は、借入額の減少につながると期待される。「政治的変化の結果として設備投資の伸びが鈍化し、インフラ整備が先送りされる可能性がある。それは短期的に負債を減少させ、ROI(投資収益率)を実証する時間的余裕が生まれる。ハイパースケーラーの負債サイドのストーリーにとっては好材料だ」との分析も出ている。本日もハイパースケーラーの一角は時間外で上昇。
クアルコム<QCOM>が決算を受け時間外で大幅安。好決算ではあったものの、投資家は慎重姿勢を崩しておらず、主力事業の低迷を補うほどの新たな収益が早期に立ち上がらないのではとの懸念が株価の重しとなっている。
半導体設計のアーム<ARM>が決算を受け時間外で下落。第3四半期の見通しが予想を若干上回る程度に留まったことに物足りなさを感じている模様。また、ロイヤルティー収入が予想を大きく下回ったこも圧迫。スマートフォンの生産低迷が続いていることが背景。
スナップチャットを運営するスナップ<SNAP>が決算を受け時間外で下落。売上高が予想を下回ったほか、1日当たりアクティブユーザー数(DAU)も予想を下回った。
(NY時間08:49)(日本時間22:49)時間外
クアルコム<QCOM> 154.00(-19.19 -11.08%)
アーム<ARM> 177.89(-13.91 -7.25%)
スナップ<SNAP> 5.25(-0.67 -11.30%)
コアウィーブ<CRWV> 46.63(-1.79 -3.70%)
JPモルガン<JPM> 357.37(+5.26 +1.49%)
ゴールドマン<GS> 938.22(+10.22 +1.10%)
アメックス<AXP> 335.71(+3.12 +0.94%)
アップル<AAPL> 353.61(+4.10 +1.17%)
マイクロソフト<MSFT> 557.60(+1.80 +0.32%)
アマゾン<AMZN> 271.02(+4.99 +1.88%)
アルファベットC<GOOG> 290.73(+3.43 +1.19%)
アルファベットA<GOOGL> 292.55(+3.62 +1.25%)
テスラ<TSLA> 376.19(-9.00 -2.34%)
スペースX<SPCX> 132.19(-3.73 -2.74%)
メタ<META> 635.87(+5.87 +0.93%)
エヌビディア<NVDA> 197.05(-3.08 -1.54%)
AMD<AMD> 463.45(-25.33 -5.18%)
イーライリリー<LLY> 1433.38(+15.39 +1.09%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース