エクスペディアが大幅安 第4四半期の総予約取扱高の見通しを嫌気 旅行需要の減速を示唆=米国株個別
(NY時間10:02)(日本時間00:02)
エクスペディア<EXPE> 275.76(-40.12 -12.70%)
オンライン旅行のエクスペディア<EXPE>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正した。
ただ、株価は冴えない反応。第4四半期の総予約取扱高の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。旅行需要の減速が業界の重荷となり始めていることが示された。
アナリストは「米国内の需要は海外市場に比べて底堅さを維持しているものの、燃料費の上昇、航空便の供給減少、生活費高騰が27年にかけて旅行業界を圧迫すると予想している」と指摘。
「経済・地政学的な要因に加え、企業間取引部門で前年の実績が高かった分、比較が厳しくなることや、秋のセールが第4四半期から第3四半期に前倒しされたことも、成長見通しを鈍らせると見ている」とも述べた。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):9.39ドル(予想:8.77ドル)
・売上高:49.4億ドル 12%増(予想:47.4億ドル)
B2C:30.7億ドル 6.3%増(予想:29.8億ドル)
B2B:17.1億ドル 23%増(予想:16.1億ドル)
宿泊:39.9億ドル 11%増(予想:38.2億ドル)
航空:9300万ドル 7.9%減(予想:9890万ドル)
・EBITDA(調整後):16.9億ドル(予想:15.6億ドル)
・FCF:14.0億ドルの赤字(予想:11.9億ドルの赤字)
・総予約取扱高:340.1億ドル 11%増(予想:327.2億ドル)
・宿泊実績泊数:7%増(予想:3.6%増)
・宿泊予約泊数:1億1570万泊 6.9%増(予想:1億1198万泊)
(10-12月期・第4四半期見通し)
・売上高:36.9~37.5億ドル 4.0~5.7%増(予想:37.4億ドル)
・総予約取扱高:279~284億ドル(予想:283.4億ドル)
(通期見通し)
・売上高:163.7~164.3億ドル(従来:160.5~162.2億ドル)(予想:162.2億ドル)
・総予約取扱高:1314~1319億ドル 10%増(従来:1295~1308億ドル)(予想:1306億ドル)
・EBITDA利益率(調整後):1.8~2.0%ポイント改善(従来:1.5~1.75%ポイント改善)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース