モンスター・ビバレッジ、決算受け下落 海外での旺盛な需要もコスト上昇が収益圧迫=米国株個別
(NY時間10:10)(日本時間00:10)
モンスター・ビバレッジ<MNST> 45.42(-2.42 -5.05%)
エナジー飲料のモンスター・ビバレッジ<MNST>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想範囲内に留まった。
米国外で引き続き旺盛な需要を取り込んでおり、海外事業はブラジルをけん引役に好調を維持し、海外売上高は全体のほぼ半分を占めるまでに拡大。
また、消費者が割安感を求める中、複数本入りパック商品の販売も伸びている。一方、レストランやファストフード業界に大きな打撃を与えている消費者の支出抑制の影響は、比較的限定的となっている。
ただ、同社をはじめとする飲料メーカーは、従来型の炭酸飲料やコーヒーとは異なる飲料への需要拡大から恩恵を受けているものの、アルミニウムや燃料のコスト上昇が収益を圧迫。粗利益率は54.7%と前年の55.7%から低下し、予想も下回った。同社はアルミニウムのコストが2027年1-3月期まで上昇を続けると予想している。
(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.30ドル(予想:0.30ドル)
・売上高:25.6億ドル 17%増(予想:24.9億ドル)
モンスターエナジー飲料:23.7億ドル(予想:23.1億ドル)
戦略ブランド:1.56億ドル(予想:1.49億ドル)
アルコール飲料:2850万ドル 14%減(予想:2950万ドル)
その他:480万ドル 29%減(予想:646万ドル)
・米国外売上高:12.0億ドル 28%増
・粗利益率:54.7%(前年同期:55.7%)(予想:55.4%)
・営業利益率:28.0%(前年同期:30.7%)(予想:30.2%)
・販売数量:3億490万ケース 18%増(予想:2億9591万ケース)
・1ケース当たり平均売上高:8.30ドル 0.6%減(予想:8.39ドル)
【企業概要】
子会社を通じて、エナジードリンクやエナジードリンク用濃縮液を開発・販売し、Monster Energyをはじめ様々なブランドで、非炭酸エナジードリンク、高機能エナジードリンク、トータルウェルネスエナジードリンクを提供する。クラフトビール、フレーバードモルト飲料、ハードセルツァーの開発・販売も行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース