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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月11日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日経平均株価は、本日中に2万3436円を割れた後、すぐに押し目をつける展開になるか、9日の高値2万3952円が戻り高値となって、すでに下降の流れへ入っているかのどちらかが考えられます。

 前者の場合、午前中、一気に下値の目安へ到達して、その後、下値堅く推移すると考えられます。

 後者の展開になる場合、本日は、2万3000円程度まで下げることも考えられます。

午後に一段安となるか否かが焦点となります。

なお、本日、2万3436円以下をつけずに上昇する場合、その動きは、上昇が勢いづいているのではなく、調整が長くなるサインとなります。

※編集注:上記の2万3436円は12月12日高値から15日安値までの下げ幅516円を1月9日の高値から同じ下げ幅を適応した価格


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。

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