【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(1月16日記）

　日経平均株価は、昨日の価格が下げたことで、勢いの強い上昇の流れが終了しているという見方が有力になったと言えます。これにより、9日の高値2万3952円が当面の戻り高値になると考えられます。

　弱気の見方が正しければ、2月上旬頃までの期間で、一気に2万2000円以下まで下げる公算です。

　本日の価格が12日の安値2万3588円を割れると、その時点で、はっきりとした弱気の流れを示すため、2万3588円を割れる流れになったら、本日の下げ幅が大きくなる可能性を考えておきます。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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