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【材料】シンバイオ製薬が反発、進行性固形がんを対象にトレアキシン経口剤の第1相試験を開始

シンバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 シンバイオ製薬<4582>が反発している。この日朝方、抗がん剤「トレアキシン」の経口剤の開発について、進行性固形がんを対象とした第1相臨床試験を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 今回の第1相臨良試験は、新剤形としてトレアキシン経口剤の推奨投与量・スケジュール・安全性などの検討を行い、さらに今後対象となるがん腫を絞り込むことを目的としている。現在、トレアキシンの注射剤は、悪性リンパ腫の3つの適応症(未治療および再発・難治性低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病)において新薬製造販売承認を取得しているが、適応拡大に加えて、経口剤や液剤の開発を進めることで、トレアキシンの安定した成長戦略の展開につなげ、事業価値の最大化を図るとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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