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【材料】船井総研ホールディングス---17年12月期増収増益、過去最高の売上高・利益を達成

船井総研HD <日足> 「株探」多機能チャートより

船井総研ホールディングス<9757>は5日、2017年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比13.7%増の186.85億円、営業利益が同20.0%増の46.31億円、経常利益が同21.1%増の46.81億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.3%増の32.06億円となり、過去最高の売上高及び利益を達成した。また、中期経営計画の利益面における目標値である19年度の営業利益計画(45.00億円)を2年前倒しで達成した。
売上高においては、経営コンサルティング事業における会員制度のひとつである経営研究会の会員数の増加や会員付帯サービスの充実により会費収入が順調に増加し、また、前年度より本格的に開始した労働者不足解決ソリューションのひとつである人材採用のためのインターネット広告を活用したダイレクトリクルーティングに関する各種サポート事業が大きく拡大した。これらの相乗効果により、当事業の最大の特徴である月次支援型コンサルティング業務の件数が順調に増加し、増収となった。利益面においては、増収要因に加え、セミナー集客の効率化による集客コストの削減や、業務効率化を目的としたTV会議システムの導入促進による旅費交通費の削減等により利益率が向上し、また、ロジスティクス事業における利益率の高い物流コンサルティング業務の大型案件が好調に推移し、当初の利益計画を大きく上回ることとなった。

2018年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.4%増の210.00億円、営業利益が同5.8%増の49.00億円、経常利益が同4.7%増の49.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.5%増の33.50億円としている。

《MW》

 提供:フィスコ

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