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【材料】三菱商事が5日ぶり反発、原油・非鉄市況の上昇が株価押し上げ材料に

三菱商 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱商事<8058>が5日ぶり反発、株価は3000円近辺でのもみ合いを続けているが、直近は買い優勢に傾いている。

 ここ原油市況高が顕著となっており、前週末のWTI原油先物価格は78セント高の1バレル=63ドル55セントと続伸、2月5日以来の水準を回復したことで、資源エネルギー分野に強みを持つ総合商社にとって追い風が意識される状況だ。また、同社は原料炭や銅鉱山の開発など金属事業が収益の柱となっており、最近の銅価格など非鉄市況の上昇が株価押し上げ材料としてポジティブに働いている。18年3月期最終利益は2度の上方修正を経て前期比23%増の5400億円とピーク利益更新を見込んでいる。19年3月期についても伸び率こそ鈍化するものの増益基調継続を予想する声が強い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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