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【材料】GMOPGが続伸、第3四半期60%営業増益と1対2株の株式分割発表を好感

 GMOペイメントゲートウェイ<3769>が続伸している。9日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年10月~18年6月)連結決算が、売上高191億2200万円(前年同期比24.5%増)、営業利益51億9000万円(同60.0%増)、純利益30億1600万円(同46.1%増)と大幅増益だったことが好感されている。

 EC市場の順調な成長に加えて、EC事業者以外にもサービス提供を拡大したことにより、決済代行事業が好調に推移した。また、後払い型の決済サービス「GMO後払い」の取扱高が好調に推移し、金融関連事業の採算が大幅に改善したことも寄与した。

 なお、18年9月期通期業績予想は売上高261億700万円、営業利益64億7500万円、純利益39億3300万円をの従来見通しを据え置いた。今期からIFRSを任意適用しているため、前期との比較はないとしている。

 同時に、9月30日を基準日として、1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これも好材料視されているようだ。投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、投資家層のさらなる拡大と株式の流動性の向上を図ることを目的としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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