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【材料】スリープロが買い気配、5-7月期(3Q)経常は2.5倍増益、増配と優待新設も発表

スリープロ <日足> 「株探」多機能チャートより
 スリープログループ <2375> [東証2]が買い気配でスタート。28日大引け後に発表した18年10月期第3四半期累計(17年11月-18年7月)の連結経常利益が前年同期比46.7%増の4億4300万円に拡大して着地したことが買い材料視された。

 IT周辺機器や多言語に対応したヘルプデスクのニーズは底堅く、コールセンター受託サービスの収益が拡大したことが寄与。昨年10月に買収したシステム開発会社の業績上積みに加え、IT支援サービスの拠点合理化や人員適正化なども増益に貢献した。通期計画の4億9800万円に対する進捗率は89.0%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

 併せて、期末一括配当を従来計画の5円→7円(前期は5円)に大幅増額修正したことも支援材料となった。また、株主優待制度を新設することも明らかにした。対象は毎年4月末時点と10月末時点で100株以上を保有する株主で、こども商品券1000円分の贈呈、1000円相当額のビットコインの贈呈、寄付(1000円)からの選択制となる。

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