【通貨】来週の為替相場見通し＝米中貿易摩擦やＦＦＲの動向を注視

　来週の外国為替市場のドル円相場は、１１２円を視野に入れた展開が続きそうだ。予想レンジは１ドル＝１１１円００～１１２円８０銭。

　この週は１４日に一時１１２円００銭台に上昇した。しかし、１１２円台定着とはならず、１１１円後半での値動きとなった。来週は１８～１９日に日銀金融政策決定会合が開始されるが、今回は大きな動きはないとみられる。依然、米中貿易摩擦の動向に加え２１日には日米貿易協議（ＦＦＲ）が見込まれており、その結果が注目されそうだ。来週は国内では１９日に８月貿易統計、８月訪日外客数、２０日自民党総裁選、２１日に８月消費者物価指数が予定されている。海外では１９日に米８月住宅着工件数、２０日に米８月中古住宅販売件数、米８月景気先行総合指数が発表される。



出所：みんなの株式（minkabu PRESS）