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【材料】トヨタなど自動車株に買い先行、ドル・円相場が2カ月ぶり円安水準

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株に買いが先行している。NYダウが8カ月ぶり最高値をつけるなどリスクオンの流れが強まるなか、外国為替市場ではドル高・円安が進行、一時1ドル=112円60銭近辺までドルが買われるなど7月下旬以来の円安水準となったことで、輸出採算改善への期待が株価の押し上げ材料となっている。トヨタの19年3月期想定為替レートは106円で実勢よりも6円以上円高で設定されており、業績増額に対する思惑につながる。一方、足もとは日米の閣僚級貿易協議(FFR)を見極めたいとの雰囲気も根強く、自動車セクターの上値を積極的に買い進む動きはみられない。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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