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【特集】【今週読まれた記事】ザラ場高値2万4286円“歴史的記録ゾーン”突入へ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月22日から28日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 2万3000円の壁を越えてからわずか8営業日。日経平均株価は9月の配当落ちも過熱感への懸念もすべて飲み込んで上昇し、あっという間に年初来高値2万4129円を上抜き、一時2万4286円と26年10ヵ月ぶりの高値をつけました。ここから先は再び「199x年以来の~」という“歴史的記録ゾーン”となります。振り返れば昨年も9月にレンジ相場を抜け、9月8日の安値1万9239円から11月9日の高値2万3382円まで、4100円超の上昇という大相場となりました。果たして今年はどこまで上昇を続けることができるのでしょうか。

 <相場観特集>では、今週は専門家2氏に話を伺いました。「1月23日につけた年初来高値2万4129円34銭を更新してくれば、年内の2万5000円台乗せを目指した上昇相場に期待が高まりそうだ」と語るのは、証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏。“年内の2万5000円”という数値も荒唐無稽ではなくなってきています。また、第一生命経済研究所主任エコノミストの桂畑誠治氏は、「米国との通商摩擦問題は楽観こそできないものの全体相場に与える下げ圧力は限定的とみられ、いったん調整局面に入っても下値は2万3500円程度がメドとなろう」と、下値も限定的であると予想しています。

 米国経済の堅調が株高の背景にあり、「東京市場はすでに年末相場に入っている」と見るのは、大人気コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 『“楽月”で弾みつけ“平成最後の勝負どころ”へ!』」の北浜氏。一方、同じく人気コラム「【植木靖男の相場展望】 ─ ここからは水準より日柄が大事」の植木氏は「いまは市場心理の好転に従うのが妥当だろう」としながらも、「とはいえ、皮膚感覚では、ここから買える時間はそれほど残っていない。むしろ、10月に入ってからは、どこかで高値を見極めるタイミングを探る段階か」と、既に株価が天井を打つタイミングを見計らう時期に来ている可能性を指摘しています。

 自民党総裁選で安倍晋三首相が3選を果たしたことも株高の大きな要因となっていますが、それについて詳しく解説した「『アベノミクス3.0』本格始動、外国人買い誘い株高コースへ <株探トップ特集>」は多くのアクセスを集め、ランキングトップ3に入る人気となりました。今後の展開を予想する上でも押さえておきたい記事です。まだお読みでない方はぜひご覧下さい。

 そのほか、以下の相場コラムも多くの方に読まれています。中でも「武者陵司 『驚愕の日本企業収益性向上、その秘密と持続性』(前編)」は2週連続ランクインとなっています。

  伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月27日記)
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「買いに片寄る」
  強気崩さぬ中国、掌中に握るは米国のアキレス腱か? <東条麻衣子の株式注意情報>


 今週のランキングトップに輝いたのは、株探プレミアム会員向けに提供している“業績修正履歴”を活用した「今後1ヵ月の【上方修正】期待リスト 32社選出 <成長株特集>」。過去のデータを確認することで、業績修正するタイミングを予測することができます。その中から上方修正する可能性の高い企業をピックアップし、多くのアクセスを集めました。この記事は“業績修正履歴”の利用法の事例としても役に立つかと思いますので、株探プレミアム会員の方はぜひご自身でもこの機能を活用し、上昇する銘柄を発見してはいかがでしょうか。

 好業績銘柄や高利回りの割安株などを特集した記事はいずれの記事もランキング上位に入っています。銘柄選択に役立つ記事ばかりですのでお見逃しなく。

  上方修正“先回り”、19年3月期【業績上振れ】候補 〔第2弾〕 <成長株特集>
  高成長【始動】候補リスト〔第1弾〕 13社選出 <成長株特集>

  5万円以下で買える、高利回り&低PBR「お宝候補」26社選出【東証1部】編 <割安株特集>
  5万円以下で買える、高利回り&低PBR「お宝候補」18社選出【2部・新興】編 <割安株特集>
  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月26日版
  注目が高まる【REIT】高利回りベスト30 <割安株特集> 9月26日版


 投資テーマ関連の記事では、先週ランキングトップを獲った「再臨『全固体電池』関連、EV超進化ステージで“躍る5銘柄”+1 <株探トップ特集>」が今週も上位にランクインする快挙となりました。また、ノーベル賞の発表を間近に控え、人気化する可能性の高い関連銘柄を探った「2018年「ノーベル賞」発表目前、有力関連銘柄を総検証<株探トップ特集>」が多くのアクセスを集めました。

 そのほか、以下の記事もランクインしています。投資の参考にぜひご覧下さい。

  2019年の“転機と商機”、太陽光発電「自家消費関連株」の可能性は <株探トップ特集>
  異常気象でテーマ性再燃、バイオマス発電で輝き放つ銘柄群 <株探トップ特集>

  「iPS細胞」に人気化機運、医療分野に革命起こす万能細胞<注目テーマ>
  「セルロースナノファイバー」が急浮上、植物由来の新素材に改めて関心集まる<注目テーマ>


 日々多くの発表が行われますが、その中から注目するべき材料を抽出し、一気にチェックできる定番記事が「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】」です。先週末から今週にかけて配信した記事リストは以下の通りです。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月21日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月25日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月26日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月27日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月21日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月25日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月26日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月27日)

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