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【経済】NYの視点:米FOMC議事録、利上げ軌道を確認、中立水準上回るまで利上げ継続も


米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月25-26日分)を公表、その中で、緩やかな利上げを継続する軌道を確認した。この会合で、FRBは本年3回目の利上げを決定。トランプ大統領の批判にもかかわらず、FRBは議事録の中で、経済の成長に伴い更なる利上げを実施する可能性を示唆した。このため、ドルの上昇も継続する可能性がある。

議事録では、メンバーが緩やかな利上げが持続的な経済成長、強い労働市場の状況、中期的な目標である2%に近いインフレに一致すると指摘。また、将来の政策軌道に関し協議。過熱を回避し、インフレをコントロールすることを目指し、一部メンバーはFRBが政策を一時的に中立水準を上回り、とちらかというと引き締め水準まで金利の正常化を進める必要がでてくる可能性を指摘した。緩和的でもなく、引き締めでもない中立水準はおそらく3%前後と、FOMCメンバーは見ている。

また、リスクとしては、世界各国間の成長や金融政策の乖離でドル高が進むことがリスクを生むと警告。さらに、ビジネス関係者の話を参考に、全般的に成長に自信を表明した一方で、トランプ政権の財政政策の影響が徐々に後退し始めると、潜在的な混乱を生む可能性を懸念していることも明らかになった。声明では、メンバーの人脈があるビジネス関係者は、全般的に楽観的な見方と持っているにもかかわらず、労働不足や貿易政策への不透明感で生産を見送っていることも指摘されている。

議事録ではさらに、「政策は緩和的」との文言削除に関して、「中立的な政策金利を巡る不透明性から「緩和的」との文言は意味をなさない」と判断したことが明らかになった。一部のFEDウォッチャーは、「FRBが政策が一段と中立水準に近づいたと判断したため」ととらえた。これに対し、パウエル議長や他のメンバーは、「政策金利は依然、中立金利に程遠い」との見解を示し、文言の変更は政策とは無関係であることを明確にした。

《CS》

 提供:フィスコ

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