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【市況】東京株式(前引け)=続落、売り一巡後は中国株など横目に下げ渋る

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前週末比69円54銭安の2万2462円54銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億2390万株、売買代金概算は9292億9000万円。値上がり銘柄数は747、対して値下がり銘柄数は1240、変わらずは121銘柄だった。

 きょう前場の東京市場はリスク回避姿勢が継続。前週末の米国株市場ではNYダウが反発したものの不安定な動きで、米長期金利上昇などに対する警戒感が根強い。ただ、売り一巡後は主力株の下値などに押し目買いが入り、その後日経平均は一貫して下げ渋る展開となった。注目された中国・上海株市場は前週末に続ききょうも大幅上昇をみせており、外国為替市場でも取引時間中にドル高・円安方向に振れたことで、東京市場にもポジティブに働いている。

 個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が下値模索の展開、KYB<7242>も改めて売り直されている。トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>なども軟調。川崎重工業<7012>が急落、アーレスティ<5852>も大幅安。モバイルファクトリー<3912>も下落した。半面、ファーストリテイリング<9983>が堅調、資生堂<4911>も上昇。安川電機<6506>が買い優勢。石川製作所<6208>が大きく買われ、アイ・エス・ビー<9702>、ショーケース・ティービー<3909>も大幅高。スターティアホールディングス<3393>、多木化学<4025>なども高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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