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【材料】ジェイテック---2Qは営業利益が405.8%増、両セグメントともに増収増益

ジェイテック <日足> 「株探」多機能チャートより

ジェイテック<2479>は10月31日、2019年3月期第2四半期(2018年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.5%増の15.25億円、営業利益が同405.8%増の0.75億円、経常利益が同423.1%増の0.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.52億円となった。

主力事業である技術職知財リース事業は、自動運転技術を備えた自動車の開発や、IoT関連分野の開発に伴う制御系ソフトウエア開発へのテクノロジスト需要が増加した。また、営業施策の強化や、テクノロジストの高付加価値業務への配属を推し進めたことにより、契約単価は前年同期を上回った。加えて、新入社員の早期派遣配属に努め、早期の収益化を推し進めた。

セグメントの業績は、技術職知財リース事業では、主に建築関連分野の顧客企業からの取引が前年同期より減少したものの、契約単価引上の促進や新入社員の早期派遣稼働により利益率を改善した結果、売上高は14.51億円(前年同期比0.3%増)、セグメント利益は2.27億円(同34.7%増)となった。

一般派遣及びエンジニア派遣事業は、情報処理関連分野の顧客企業からの取引が前年同期より増加したことや、のれんの償却費が無くなったことによる販売費及び一般管理費の減少により、売上高は0.74億円(同4.8%増)、セグメント利益は0.11億円(同219.4%増)となった。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比10.3%増の33.69億円、営業利益が同38.1%増の1.07億円、経常利益が同39.1%増の1.06億円、親会社株主に帰属する当期利益が同134.5%増の0.79億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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