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【通貨】外為サマリー:1ドル112円70銭前後で推移、米長期金利低下で上値は重い展開

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円72銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高で推移している。

 前週末のニューヨーク市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)クラリダ副議長が世界景気の減速リスクに懸念を表明したことから、米利上げの打ち止め時期が早まるのではないかとの受け止めが広がり、ドル売り・円買いが進行した。こうしたなか、ドルは一時112円64銭まで下落した。

この日の東京市場に移ってからは112円80銭前後の一進一退。米中貿易摩擦の改善期待から日経平均株価が上昇しているが、月末の米中首脳会談が意識されるなか積極的な売買は手控えられている。米国の10年債金利は時間外取引で3.05%近辺に低下しており、ドルの上値は重くなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1410ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=128円61銭前後と同10銭前後のユーロ高・円安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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