【市況】日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は反発、ソフトバンクGと東エレクの2銘柄で約57円押し上げ

19日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり127銘柄、変わらず6銘柄となった。

日経平均は反発。75.12円高の21755.46円（出来高概算6億5000万株）で前場の取引を終えた。アジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議では議長国のパプアが首脳宣言の採択を断念する異例の事態となったこと、為替市場では円相場が1ドル112円台と円高に振れて推移のなか、日経平均は小幅に下落して始まった。ただし、その後は先週末にエヌビディア・ショックで売られたソフトバンクG<9984>やハイテク株の一角が反発をみせており、日経平均はプラス圏での推移をみせている。また、中小型株の売買は活発化しており、マザーズ指数が2％を超える上昇となったことも、安心感につながっている。

値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035>となり、2銘柄で日経平均を約57円押し上げた。エヌビディアを中心とした米国のハイテク株安については先週末に織り込んでいたこともあり、ハイテク株には買い戻しの動きもでたようだ。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは東海カーボン<5301>で4.16％高、同2位はソフトバンクGで4.14％高だった。

一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367>となり、2銘柄で日経平均を約46円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは静岡銀行<8355>で8.46％安、同2位はコンコルディア<7186>で6.46％安だった。米国の長期金利の低下を受けて、銀行や保険など金融セクターは全般売りに押される展開。


*11:30現在


日経平均株価　　21755.46(+75.12)

値上がり銘柄数　 92(寄与度+183.18)
値下がり銘柄数　127(寄与度-108.06)
変わらず銘柄数　　6

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 9166 364 +40.45
<8035> 東エレク 14840 440 +16.30
<6954> ファナック 19055 415 +15.37
<4543> テルモ 6308 144 +10.67
<4063> 信越化 9667 237 +8.78
<4503> アステラス薬 1693 29 +5.37
<6758> ソニー 5828 138 +5.11
<4021> 日産化学 5900 120 +4.45
<4704> トレンド 6410 110 +4.08
<4568> 第一三共 4163 99 +3.67
<4502> 武田 4388 95 +3.52
<6857> アドバンテ 2209 45 +3.33
<6762> TDK 8890 90 +3.33
<8028> ユニファミマ 15360 90 +3.33
<6098> リクルートHD 3050 29 +3.22
<6971> 京セラ 5852 43 +3.19
<4507> 塩野義 7633 86 +3.19
<4519> 中外薬 7150 70 +2.59
<5301> 東海カ 1554 62 +2.30
<6506> 安川電 3345 60 +2.22

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 58720 -1130 -41.86
<6367> ダイキン 11605 -110 -4.08
<8355> 静岡銀 974 -90 -3.33
<8252> 丸井G 2458 -79 -2.93
<1963> 日揮 1744 -71 -2.63
<4324> 電通 5000 -60 -2.22
<8766> 東京海上 5289 -112 -2.07
<5002> 昭和シェル 1774 -50 -1.85
<8253> クレセゾン 1516 -48 -1.78
<7267> ホンダ 3160 -24 -1.78
<5713> 住友鉱 3161 -90 -1.67
<2502> アサヒ 4987 -40 -1.48
<9613> NTTデータ 1342 -7 -1.30
<7951> ヤマハ 4950 -35 -1.30
<8802> 菱地所 1754 -35 -1.30
<7186> コンコルディア 492 -34 -1.26
<8830> 住友不 4106 -31 -1.15
<4901> 富士フイルム 4533 -29 -1.07
<5901> 洋缶HD 2413 -28 -1.04
<8331> 千葉銀 705 -28 -1.04

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