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【市況】日経平均は359円安でスタート、寄り付き後に下げ幅は400円超まで拡大/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 21319.47 (-359.21)
TOPIX  : 1596.96 (-23.49)

[寄り付き概況]

 12月10日の日経平均は前週末比359.21円安の21319.47円と大幅反落でスタート。7日の米国株式相場は下落。ダウ平均は558.72ドル安の24388.95、ナスダックは219.01ポイント安の6969.25で取引を終了。11月雇用統計で非農業雇用者数が前月比15.5万人増と予想を大きく下振れたことで、景気後退懸念が強まり大幅安の展開に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円安の21335円。米中貿易摩擦に加えて米景気の鈍化が改めて懸念されてきている他、英国のEU離脱案の下院採決を11日に控えて本日は不安定な相場展開に。また、寄り付き前に発表された7-9月期国内総生産(GDP)改定値は、前期比年率-2.5%で市場予想を下回ったことも投資家心理を悪化させ、寄り付き後に下げ幅は400円超まで拡大。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>などメガバンク、村田製作所<6981>、ソニー<6758>、ファナック<6954>など主力株は全般軟調。セクター別では、電気機器、化学、機械、サービスなどを筆頭に33業種が揃って下落。
《US》

 提供:フィスコ

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