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【材料】ユニーファミマが1000円高、値がさ株へのインデックス買いニーズ反映

ユニファミマ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>が大幅反発、1000円近い上昇で1万7600円台に歩を進めた。全体相場は前週末の急落から立ち直り日経平均はプラス圏で推移しているが、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が上回っており、これは先物主導で日経平均寄与度の高い値がさ株へのインデックス買いの影響が大きいとみられている。そのなか、同社株は午後1時20分現在で、日経平均を約35円程度押し上げておりプラス寄与度のトップに位置している。市場では同社株の上昇について「大株主の伊藤忠グループはじめ特定株主が多く、浮動株比率は数パーセントに過ぎない。これに日銀のETF買いによる吸い上げが加わってさらに流通株式を減らしており、半ば仕手化した値動きとなっている」(国内ネット証券アナリスト)という。前週13日に、来年2月末の株主を対象に1株を4株にする株式分割を実施することを発表、これも最低売買金額の引き下げにつながり、個人投資家資金を呼び込む材料として注目されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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