【市況】東京株式(前引け)=反発、急落反動で全体の88%の銘柄が上昇も後半上げ幅縮小
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、前日の欧米株市場の休場に伴う手掛かり材料難のなか、急落の反動でリバウンド狙いの買いが優勢、前日とは打って変わり東証1部全体の88%の銘柄が上昇する展開となった。外国為替市場でドルが買い戻され、円高一服となったことも追い風材料となり、日経平均は約36円の配当落ち分を合わせると実質400円を超える上昇をみせる場面もあった。ただ、年末で市場参加者が少なく、前引けにかけて戻り売りが出て上げ幅を縮小して、1万9200円台で着地している。前場の売買代金は1兆円を下回った。
個別では任天堂<7974>が堅調、キーエンス<6861>も高い。東京エレクトロン<8035>が上昇、資生堂<4911>も買われた。ZOZO<3092>も上値を追った。双信電機<6938>、サニックス<4651>、神戸物産<3038>が値を飛ばした。あさひ<3333>、ネクステージ<3186>も大きく値を上げた。半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、JT<2914>、キヤノン<7751>が売られ、すかいらーくホールディングス<3197>も下落した。象印マホービン<7965>が急落、enish<3667>、ムゲンエステート<3299>なども値を下げた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)