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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米中貿易摩擦の緩和期待でリスク選好続く

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 8日前引けの日経平均株価は前営業日比160円82銭高の2万199円79銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億3878万株、売買代金概算は1兆960億5000万円。値上がり銘柄数は1336、対して値下がり銘柄数は715、変わらずは76銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は上値追い指向を継続。前日の米株市場でNYダウなど主要株指数が続伸したことや、外国為替市場でドル高・円安方向に振れたことが追い風となった。米中貿易協議の進展に対する期待感がリスク選好の流れにつながった。世界景気減速懸念の後退を映して業種別では海運や石油など市況関連株が買いを集めたほか、自動車や機械セクターも強い動きを示した。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が高く、東海カーボン<5301>、ファナック<6954>なども上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。オリンパス<7733>は急伸。田淵電機<6624>が大幅高、ディー・エル・イー<3686>も値を飛ばすなど低位株にも物色の矛先が向いている。半面、資生堂<4911>が軟調、セブン&アイ・ホールディングス<3382>も売りに押された。ウエルシアホールディングス<3141>、ピジョン<7956>が大幅安、サントリー食品インターナショナル<2587>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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