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【市況】投資家心理の改善続くが/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20455.74 (+251.70)
TOPIX  : 1537.03 (+18.60)

[後場の投資戦略]

 米中協議の進展期待などを背景に、投資家心理の改善が続いている。欧米株高で海外投資家の資金流入も期待され、後場の日経平均は一段と戻りを試す場面が出てきそうだ。ただ、米中協議に関しては期待先行となっている点に注意する必要があるだろう。結果が伝わるとともに材料出尽くしと捉えられる可能性があり、特段の進展が見られなければ失望も大きいと考えられる。また、週後半には企業業績が改めて注目されるだろう。10日にはローソン<2651>、7&iHD<3382>、ユニファミマ<8028>といった小売り大手に加え、日経平均寄与度の大きいファーストリテ<9983>、FA(工場自動化)関連として注目される安川電<6506>などの決算発表が控えている。

 新年相場入りによる需給改善で急ピッチのリバウンドを見せていたマザーズ指数も、25日移動平均線に迫りやや上値が重い。目先の利益を確定する売りが出やすい局面となっている。(小林大純)
《AK》

 提供:フィスコ

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