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【市況】マザーズ先物見通し:米株高を受けて戻り試すも上値重い展開か

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

本日のマザーズ先物は、25日の米国株の反発を受けて買いが先行して始まりそうだ。前週末の株式市場では、米半導体株高を背景に日経平均が200円近く上昇。マザーズ市場にも好影響をもたらし、マザーズ先物は3日続伸した。本日は米政府機関の閉鎖が一部で解除され、目先の不透明感がやや後退することも買い安心感につながるだろう。ただ、マザーズ先物は前週末までの3日間で5%超上昇し、上値では利益確定の売りが出ているほか、30日からの米中閣僚級協議の内容を見極めたいとのムードも高まりそうで、買い一巡後は上値の重い展開が想定される。また、今週から東証1部の主要企業の昨年10-12月期決算発表が本格化するだけに、個人投資家の関心が東証1部市場に向かう可能性があり、このところ騰勢を強めていた中小型株にはやはり利益確定の動きが予想される。マザーズ先物の上値を抑える要因になるだろう。個別株では、スマートスピーカーの共同開発に関する資本業務提携を発表したエーアイ<4388>などが注目されそうだ。上値のメドは980.0pt、下値のメドは940.0ptとする。
《FA》

 提供:フィスコ

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