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【材料】ダイフクが大幅反発、19年3月期業績及び配当予想を上方修正

ダイフク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ダイフク<6383>が大幅高で4日ぶりに反発している。8日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を520億円から530億円(前期比32.7%増)へ、純利益を350億円から370億円(同27.6%増)へ上方修正し、期末配当を従来予想の50円から55円へ引き上げたことが好感されている。なお、年間配当は85円となる予定だ。

 一般製造業・流通業向けシステムの国内大型案件で、プロジェクトの大型化に伴う仕様決定の長期化などから売り上げの進行が遅れ、売上高は4700億円から4600億円(同13.6%増)へ下方修正した。ただ、一般製造業・流通業向けシステムの収益性が改善していることに加えて、開発要素の高い海外の半導体・液晶工場向けシステムのプロジェクト管理が順調に推移し、グループ全体の収益率が向上したことが利益を押し上げたとしている。

 同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高3306億5500万円(前年同期比13.2%増)、営業利益381億800万円(同36.2%増)、純利益326億9600万円(同60.9%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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